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マクドナルドが脱プラで紙ストロー・木製スプーンの提供拡大!子供用・シェイクはどうなる?

マクドナルド
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マクドナルドでは、SDGs活動の一環として、2016年よりアイスコーヒーのカップをプラスチックから紙に変更しており、紙カップにはFSC認証紙を使用しています。

また、2018年より、1ドリンクのみを入れるプラスチックバッグを導入し、プラスチックの使用量を削減しています。

そして、プラスチックバッグの素材自体は、植物由来の原材料からつくられたポリエチレンを使用するなど、地球環境を守るための活動に力を入れてきました。

紙ストローなどの提供店舗拡大

マクドナルドでは、上記の他にも、2022年2月より横浜エリアの一部店舗にて紙ストロー/木製カトラリーの導入を始めています。

今回、木製スプーン・フォーク・ナイフ・マドラーなどを、全国の店舗にて順次提供していくと発表しました。

木製スプーン・フォーク・ナイフ・マドラーなどの全国店舗での提供日時は、下記の通りです。

◇全国店舗での提供日時:2022年10月7日(金)

紙ストロー提供など実際の施策は?

2022年2月より横浜エリアで導入実験をして、そこまでの混乱はなかったので順次全国での展開に切り替えたと思われます。

日本マクドナルドによると、美味しさや安全性、使いやすさを考慮しながら、代替えの紙ストローを開発したとのことで、時間をかけて全国で使用する量の製造ラインを確保した上でGoサインが出たのでしょう。

 

2022年10月7日(金)からは、全国2900店舗にて、ストロー・スプーン・フォーク・ナイフ・マドラーをプラスチックから紙製・木製に順次切り替えていくことで、年間約900トンのプラスチックを削減するとしています。

実際に提供する木製スプーンや紙ストローなどは、下記の商品になるようです。

マクドナルド ストロー等

子供用ストローやシェイク用は?

企業が実行する地球環境を守るための施策としては、今回の行動は素晴らしいと思いますが、では実際に利用する顧客側から見た反応はどうなのでしょうか?

例えば、シェイクなどの商品は、間違いなく使いにくくなると思います。

この問題に関しては、マクドナルド側も理解しているらしく、シェイク用のストローはこれまで通りプラスチック製ストローを提供するとのことです。

 

また、ストローをかむ癖がある子供には、間違いなく紙ストローは使いにくいです。

中には、ちぎって飲み込む子供もいるはずです。

この問題に関しても、マクドナルドはこれまで通りプラスチック製を提供するということなので、お子さんのいらっしゃるママさんは一安心ということでしょう。

 

また、一部商品のストローや牛乳パックなどに付属されているプラスチックストローなどは、紙製への変更の対象にならないようです。

プラ製はもうもらえないの?

日本に先駆けて、2019年からプラスチック製ストローの提供を止めたイギリスのマクドナルドでは、「水に溶けやすい」「ストローの先っぽがすぐグニャグニャになる」という苦情が殺到したそうです。

そして、元のストローに戻す署名運動では数万人の人が署名したようです。

 

紙製に変更されてから、マクドナルドの正規品のプラスチック製のストローがネット上で売買され、eBayでは高いものでは5,000ポンド(当時の貨幣価値で約70万円)で販売されていることもあったようです。
(画像から判断すると、1本のストローのようです。)

実際に売れたかどうかはわかりませんが。

オークション

イギリスでの苦情は、主にマックシェイクでの苦情が多かったようで、今回の日本マクドナルドでの「シェイク用は今まで通りプラ製を提供」という決定にも影響を及ぼした可能性はあります。

 

では、どうしてもプラスチック製が欲しい人は、もうもらえなくなるのでしょうか?

紙製ストローに変更してすぐの時期であれば、交換を希望すれば交換してもらえるかもしれません。

紙製に変えるからと在庫のプラ製を全て破棄するとしたら、それはそれで本末転倒です。

それがバレたら、そんなもったいないことをするなとの苦情が殺到するでしょう。

 

リサイクルに回す可能性もありますが、それだとどうしてもコストがかかるので、現実的には店舗で全て処理するはずです。

ですから、店舗での在庫があるうちは、交換してもらえるのではないでしょうか?

 

また、子供用やシェイク用などはそのままプラ製を使用するとのことなので、一定数のプラ製は在庫として抱えるはずです。

それ以外の商品に対してのプラ製提供は、店舗による在庫数の兼ね合いで判断するのかもしれません。

マックハンバーガー

プラ製おもちゃはどうなる?

マクドナルドは、2021年9月21日に、「ハッピーセット」のおもちゃに使用されているプラスチックの削減を、日本を含む全世界で実施すると発表しています。

2025年末までに、これらのおもちゃを、再生可能な材料・リサイクル材・認定済み資材で製造する移行だそうです。

そしてこの施策を実行することで、2018年と比較してプラスチックの使用量を約90%削減することを目指すとの事です。

 

尚、イギリスとアイルランドやフランスの店舗では、既にプラスチック製のおもちゃの提供を中止しており、プラスチックの使用量が約30%削減されたようです。

日本では、遊ばなくなったハッピーセットのおもちゃを店舗で回収する運動が2018年から実施されており、2020年には年間約270万個のおもちゃを回収しています。

このような運動は、子供が小さな時から実施して、子供たちにも関心を抱かせるということでは、良い施策かも知れませんね。

SNSでの反響は?

ツイッターでの反響を集めましたが、殆どがネガティブなツイートですね。

まとめ

マクドナルドが、10月7日(金)から、全国2900店舗にて、ストロー・スプーン・フォーク・ナイフ・マドラーをプラスチックから紙製・木製に順次切り替えていくとい情報についてまとめてみました。

すべての商品のストローなどを変更するのではなく、一部商品や子供用・シェイク用などは、これまで通りプラ製を提供素料です。

また、「ハッピーセット」のおもちゃに使用するプラスチックも、再生可能な材料・リサイクル材・認定済み資材への製造へ順次買えていくようです。

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