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ガウディとサグラダ・ファミリア展2023巡回展の混雑状況やチケット/入場料/グッズ/所要時間情報

サグラダファミリア
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2023年6月13日から、東京国立近代美術館にて「ガウディとサグラダ・ファミリア展」が開催されています。

東京での開催が終了したら、滋賀県の佐川美術館、その後は愛知県の名古屋市美術館と、2024年3月10日まで巡回の展示が行われます。

こちらでは、「ガウディとサグラダ・ファミリア展」の混雑状況や、チケット・入場料・グッズ・所要時間などの概要についてご紹介しています。

また、個人的に訪れたサグラダ・ファミリアの写真や、その他のガウディが手掛けた建築物などの写真を掲載しています。

サグラダ・ファミリアについて

誰でも一度は耳にしたことがある、スペイン・バルセロナの象徴とも言うべき「サグラダ・ファミリア」。

この有名な名所を見学するために、バルセロナの人口160万人の3倍弱にあたる年間450万人(2019年調べ)もの観光客が訪れていると言われています。

そしてこの建物は、「聖家族贖罪教会」と言う正式名称を持つ「カトリック教会」の建築物の一つです。

この建物を手掛けたのが、スペインが誇る建築家「アントニ・ガウディ」で、建築が始まったのは1882年3月、今から140年あまり前になります。

 

開始された当初の主任建築家は、当時無名だったガウディではなく「フランシスコ・デ・パウラ・デル・ビリャール」でしたが、建設アドバイザーとの意見の対立により1年ほどで彼は辞任します。

そこで白羽の矢が立ったのが、31歳という若き建築家「アントニ・ガウディ」だったのです。

ところが、あまりの複雑な設計で、全貌はガウデイの頭の中にしかなかったとも言われており、建築は遅々として進まず。

その後、ガウディ亡き後、彼が残した模型や設計図、弟子たちがガウディの構想に基づいて作成した数々の資料も、スペイン内戦により殆ど消失したと言われています。

 

個人的に数年前にバルセロナへ旅行し、サグラダ・ファミリアを見物してきました。

このページのアイキャッチにある画像は、「受難のファサード」側からみた「サグラダ・ファミリア」の写真になります。

下記は、「生誕のファサード」側からみた「サグラダ・ファミリア」の画像です。

サグラダファミリア1c

ガウディとサグラダ・ファミリア展の開催時期等の概要

ガウディとサグラダ・ファミリア展 東京会場の開催時期などの概要は、下記の通りです。

展覧会名/th> ガウディとサグラダ・ファミリア展 東京会場
会場 東京国立近代美術館 1F企画展ギャラリー
住所 〒102-8322 東京都千代田区北の丸公園3-1
開催時期 2023年6月13日(火)~9月10日(日)
開館時間 10:00~17:00(金・土曜日は20:00まで)
※入館は閉館の30分前まで
休館日 月曜日(ただし7月17日は開館)、7月18日(火)
料金 ◆当日券:一般2,200円、大学生1,200円、高校生700円、中学生以下無料
◆前売り券/団体(20名以上) :一般2,000円、大学生1,000円、高校生500円、中学生以下無料
※前売り券は終売(販売期間:2023年5月15日(月)10:00~6月12日(月)
問い合わせ 050-5541-8600(ハローダイヤル)
最寄り駅 東京メトロ東西線「竹橋駅」1b出口より徒歩3分

地図情報は、下記になります。

ガウディとサグラダ・ファミリア展 チケットに関して

「ガウディとサグラダ・ファミリア展」のチケットは、割引料金の前売り券販売は終了しています。

現在は、現地にて当日券の販売になります。

料金は、上記の概要にあります。

 

また、東京会場での展示が終了したら、滋賀会場・愛知会場での巡回展示が行われます。

下記に概要を記載しています。

ガウディとサグラダ・ファミリア展 滋賀会場について

ガウディとサグラダ・ファミリア展 滋賀会場の開催時期などの概要は、下記の通りです。

展覧会名/th> ガウディとサグラダ・ファミリア展 滋賀会場
会場 佐川美術館
住所 〒524-0102 滋賀県守山市水保町北川2891
開催時期 2023年9月30日(土)~12月3日(日)
開館時間 9時30分~17時(最終入館は16時30分迄)
休館日 休館日:毎週月曜日(祝日に当たる場合はその翌日)・年末年始
※その他年間予定休館日は、イベントカレンダーをご確認ください。
料金 未発表
問い合わせ 077-585-7800
最寄り駅 JR湖西線堅田駅下車、江若交通バスまたはタクシーにて約15分
JR東海道本線(琵琶湖線)守山駅下車、近江鉄道バスまたはタクシーにて約35分

地図情報は、下記になります。

ガウディとサグラダ・ファミリア展 愛知会場について

ガウディとサグラダ・ファミリア展 愛知会場の開催時期などの概要は、下記の通りです。

展覧会名/th> ガウディとサグラダ・ファミリア展 愛知会場
会場 名古屋市美術館
住所 〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄2-17-25
(芸術と科学の杜・白川公園内)
開催時期 2023年12月19日(火)~2024年3月10日(日)
開館時間 午前9時30分~午後5時、祝休日を除く金曜日は午後8時まで
※いずれも入場は閉館の30分前まで
休館日 月曜日(祝休日の場合は開館し、翌平日休館。ただし、8月14日[月]は開館)
展示替期間:4月1日~4月14日、6月5日~6月23日、9月4日~9月22日、11月20日~12月18日、2024年3月11日~3月31日
年末年始:12月29日~2024年1月3日
料金 未発表
問い合わせ 052-212-0001
最寄り駅等 【地下鉄にて】
・地下鉄東山線・鶴舞線「伏見」下車、5番出口から南へ徒歩8分
・地下鉄鶴舞線「大須観音」下車、2番出口から北へ徒歩7分
・地下鉄名城線「矢場町」下車、4番出口から西へ徒歩10分

【自動車にて】
お客様用駐車場はありません。周辺の有料駐車場等をご利用ください。
・白川公園駐車場
・若宮大通公園白川前駐車場
・若宮パーク

地図情報は、下記になります。

ガウディとサグラダ・ファミリア展の混雑状況

ガウディとサグラダ・ファミリア展の混雑情報に関して、やはり土日は混み合うようです。

子供の夏休みに入ると、時間によっては平日も混み合う時間があるかもしれません。

ガウディとサグラダ・ファミリア展の公式ツイッターでも、混雑状況などを発信しています。

また、東京会場の混雑状況については、ハローダイヤル(050-5541-8600)でも問い合わせることが出来ます。

 

また、実際に来場している方のツイートを調べたい方は、下記のリンク先をチェックしてください。

前もって、混雑状況に関するキーワードを指定してありますので、そのまま投稿を調べることが出来ます。

ガウディとサグラダ・ファミリア展のグッズについて

ガウディとサグラダ・ファミリア展では、「シナモロール」「センチメンタルサーカス」とのコラボ商品が販売されています。

「アクリルキーホルダー」などの一部商品は既に売り切れになっていますが、8月10日から再入荷されるそうです。

「ガウディとサグラダ・ファミリア展」公式図録は、会場だけではなくオンラインでも販売しています。

「ガウディとサグラダ・ファミリア展」公式図録

ガウディとサグラダ・ファミリア展での所要時間

ガウディとサグラダ・ファミリア展では、ガウディ独自の制作過程や、多彩色のタイル被覆、家具、鉄細工装飾、そして彫刻を含めたガウディの総合芸術志向にも光を当てています。

サグラダ・ファミリアの140年を超える長い建設のプロセスなども知ることが出来ます。

展示品としては、100点を超える図面、模型、写真、資料などが展示されており、最新の技術で撮影された建築映像なども見ることが出来ます。

 

城田優さんの音声ガイドは35分となっていますが、SNSに投稿されている内容を見ると全部見終わるのに2時間ほどはかかるようです。

待ち時間もあわせると半日がかりになりそうなので、余裕を持って出かけたほうがいいようです。

サグラダ・ファミリアはいつ完成予定?

サグラダ・ファミリアの完成までには、あまりの複雑さゆえ完成までには300年ほどかかるのでは?と言われていました。

それが2014~5年頃、ガウディの死後100年にあたる2026年に完成予定と発表されました。

実に150年ほど後期が短縮されたことになるのですが、これはコンピュータによる設計などIT技術の進歩や、3Dプリンターでの模型作成が容易になったことが寄与しているということらしいです。

 

ところが、現時点では2026年の完成はかなり困難になり、一説によると2030年頃の完成を目指しているとのことです。

これは、新型コロナウイルスの流行により、観光客が激減したことで収入源である入場料収入が激減したことが原因だと言われています。

「サグラダ・ファミリア」の建築費用は、この観光客の入場料と寄付によって賄われているのです。

いずれにしても、現在生存している人達は完成した「サグラダ・ファミリア」を見れないのではないかと言われていたのが、「もしかしたら見れるかもしれない」という希望に変わったのはすごいことですね。

サグラダ・ファミリアのドキュメンタリー

Amazonプライムビデオでは、サグラダ・ファミリアのドキュメンタリー映画を配信しています。

サグラダ・ファミリア ドキュメンタリー

音声はスペイン語ですが日本語の字幕がついており、サグラダ・ファミリアの歴史やガイドブックなどからでは得ることのできない話が納めれています。

日本人彫刻家の外尾悦郎さんも出演しており、大変興味深い内容になっています。

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サグラダ・ファミリアの外観・内観

数年前、サグラダ・ファミリアの見学に行った際に写真をいっぱい撮りました。

内部はまさに壮観で、これまで全く見たことのないデザインです。

樹木をイメージした柱は、上の方で枝分かれしています。

クーポラが重いので、このようなデザインで支えているみたいです。

サグラダファミリア2

柱上部の繋ぎ目のところには、それぞれ生き物の絵と文字が書かれています。

サグラダファミリア2a

 

「生誕のファサード」側の入り口「慈愛の門の扉」は、日本人彫刻家の外尾悦郎さんが手掛けたものです。

サグラダファミリア3

サグラダファミリア3a

 

「受難のファサード」側の写真です。

サグラダファミリア4

サグラダファミリア4a

 

「受難のファサード」は、イエスの最後の晩餐からキリストの磔刑、キリストの昇天までの有名な場面が彫刻されており、キリストの苦しみや悲しみなどを表現しています。

彫刻家ジョゼップ・マリア・スビラックスによって作成されましたが、あえてガウディが好まなかった異なるスタイルで完成させたそうです。

確かに、ガウディのデザインとは違い直線的でモダンな印象を受けます。

サグラダファミリア4b

上の方にはキリストの磔の像、右下にはゴルゴダの丘へ向かって十字架を担いで歩くイエス・キリストの像があります。

サグラダファミリア4c

 

塔の上の方に登ると、ファサードの彫刻も手で触れるほど近いです。

サグラダファミリア5

 

こちらも外尾悦郎さんが手がけた「果実の彫刻」だそうです。

サグラダファミリア5a

 

塔の上からは、バルセロナの街並みを遠くまで眺めることが出来ます。

右上の丸みを帯びたビルは、街のランドマークである「トレ・アグバル」です。

サグラダファミリア6

 

こちらは、上から見た塔の内部です。

サグラダファミリア7

 

最後に降りる階段は、フィボナッチ数列に基づく螺旋階段です。

サグラダファミリア7a

ガウディのその他の建築物

1877年に建設された下記の建物は、大繊維業者ジュゼップ・バッリョ・イ・カザノバスの依頼を受け、1904年から1906年にかけてガウディが改装を行った邸宅「カサ・バトリョ」

カサ・バトリョ

 

下記は、ガウディが54歳の時に設計し、1906年から1910年にかけて実業家のペレ・ミラとその妻ルゼー・セギモンの邸宅として建設された「カサ・ミラ」

バルセロナを代表する建築物で、1984年にユネスコの世界遺産に登録されています。

カサ・ミラ1

 

こちらは、「カサ・ミラ」の内部と屋上の建築物になります。

カサ・ミラ2

カサ・ミラ3

 

当初、この「カサ・ミラ」は、下にある「グエル邸」と共に「バルセロナのグエル公園、グエル邸、カサ・ミラ」の名称で世界遺産に登録されていました。

2005年に、サグラダ・ファミリアやカサ・バトリョなどが拡大登録され、「アントニ・ガウディの作品群」に登録名が改められています。

 

下の画像は「バルセロナ凱旋門」で、ガウディの建築物ではありません。

この凱旋門の近くに「シウタデリャ公園」があり、その中に当時学生だったガウディが設計した噴水があります。

こちらの写真はバスの中から撮影したので、「シウタデリャ公園」では撮影できませんでした。

バルセロナ凱旋門

 

こちらも世界遺産に登録されている「グエル邸」です。

1886年から1890年にかけて造られたガウディ初期の代表作で、エウセビ・グエル氏から依頼を受けてガウディが設計を手掛けた邸宅です。

グエル邸1

グエル邸2

当初は、「グエル別邸」として建てられましたが、出来栄えに大満足したグエルがこちらを本館「グエル邸」として使用したそうです。

初めにバルセロナ郊外に建てられた邸宅は、現在は「グエル別邸」として有名で、バルセロナが一望できる有名観光地「グエル公園」とともに、「アントニ・ガウディの作品群」として世界遺産に登録されています。

まとめ

こちらでは、現在(2023年7月現在)、東京国立近代美術館にて開催されている「ガウディとサグラダ・ファミリア展」の混雑状況や、チケット・入場料・グッズ・所要時間などの概要についてご紹介しています。

また、個人的に訪れたサグラダ・ファミリアの写真や、その他のガウディが手掛けた建築物などの写真を掲載しています。

「ガウディとサグラダ・ファミリア展」に興味のある方の参考になれば幸いです。

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