楽天カードに関する気になるニュースが出ました。
この件について、こちらで説明したいと思います。
楽天カード、MastercardのAmazon利用時のポイント還元率を変更 5分の1に 1月からhttps://t.co/4tgmBycrrn pic.twitter.com/ARFHu3DMjB
— ITmedia NEWS (@itmedia_news) October 14, 2022
楽天カードのアマゾンでの付与ポイント変更
楽天カードは2022年10月14日、Amazon.co.jpで楽天カード(Mastercard)利用時のポイント還元率を変更すると発表しています。
変更された点は、下記の通りです。
- 変更時期
2023年1月5日以降の利用分から - 変更対象となる利用分
Amazon.co.jpでの楽天カード(Mastercard)の利用分
(一部アマゾンサービスを含む) - 楽天ポイント進呈ルール
変更前:100円ご利用につき1ポイント
変更後:500円ご利用につき1ポイント
これまでは、100円につき1ポイント付与されるということですから、還元率は1%になります。
変更された場合、500円につき1ポイント付与なので、還元率葉0.2%になるということです。
還元率が1.0%から0.2%、5分の一に減らされるという大きな変更は、これまであまり見たことがありません。
但し、この還元率の改悪は、全てのお店やネットショップで適応されるのではありません。
あくまでも、
・Amazon.co.jpでの買い物に限られます。
そして、
楽天カードの下記のブランドは今まで通りの還元率になります。
・Visa
・JCB
・American Express
還元率変更による対応策
ということで、対応策としては
・Amazon.co.jpでは、Mastercardブランドの楽天カードでは買い物をしない!
ということになります。
また、現在楽天カードは、2つのブランドを所有することが可能(※審査は必要です。)です。
例えば、これまでMastercardブランドの楽天カードを所有していた人でも、「Visa」「JCB」「American Express」ブランドの楽天カードをもう一つ作ることができるのです。
2つはいらないから、「Mastercard」を他のブランドに変更したほうが早いのでは?
と考える方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、楽天カードの場合、国際ブランドの変更は出来ません。
では、どうするか?
・Mastercardブランドの楽天カードを一旦止める
・JCBやVisaなどの新しい国際ブランドのカードを申込み申請する。
楽天カードは永年無料ですし、それは2枚持ちでも変わりません。
どうしても「Mastercard」から他のブランドへ変更したいのでなければ、2枚持ちにするという選択肢もありですね。
但し、もう一度念を押します。
・Amazon.co.jpでは、Mastercardブランドの楽天カードでは買い物をしない!
この対応を取るだけでいいのではないでしょうか?
ところでなぜ還元率が大幅に改悪?
ところで、なぜ楽天カードは「Amazon.co.jp」での買い物だけ、このように大幅な付与ポイント減少に踏み切ったのでしょうか?
しかも、「Visa」「JCB」「American Express」ブランドは変更なしで、「Mastercard」ブランドだけ。
そして、楽天カードの「Mastercard」ブランドだけです。
楽天カードとしてのイメージは悪くなるかもしれません。
でも、何か不自然さを感じませんか?
そこで、少し考えてみました。
例えば、楽天カードを楽天市場で使用すると、カード保有者の利益は最大になります。
そして、Amazonにも「AmazonMastercard」というカードが存在します。
「Amazonカード」の場合、国際ブランドは「Mastercard」のみになります。
「JCB]や「Visa」「American Express」などのブランドはありません。
ということは、「Amazon」が「AmazonMastercard」の利用を向上させるために取った施策なのではないのでしょうか?
または、「Mastercard」側から「Amazon」に対してプレッシャーがかかったのか?
そうなると、他のカードの「Mastercard」ブランドも狙い撃ちされる可能性もありますね?
「Amazon」が「楽天」を狙い撃ち?ということは、もしかして次は「Yahoo」?
ネットショッピングでは三つ巴の戦いをしているので、これもあり得るかもしれません。
但し、あくまでも個人の意見なので、間違えていたらすみません。
カードとしての楽天カードは優秀
楽天カードは定番中の定番カードとして、幅広い人に利用されています。
カードとしての利用価値はかなり高いカードです。
特に、楽天市場で頻繁に買い物をするという人は「必須」のカードとも言えるでしょう。
ですから、今回の「Amazon.co.jp」だけでの付与率低下という条件の改悪だけで、「楽天カードは止めよう!」と考えるのはもったいないカードです。
下記が、楽天カードの概要になります。
還元率 | 1.0~3.0% 通常時は還元率1.0%、楽天市場や楽天ブックス利用時は還元率3.0% 他にも期間ポイントアップで、更に+ポイント |
---|---|
国際ブランド | VISA、Mastercard、JCB、American Express |
年会費 | 永年無料 |
家族カード | あり(年会費無料) |
電子マネー | 楽天Edy(還元率0.5%) |
ツイッターでの反応
ツイッターでの反応を集めてみました。
Amazon Mastercardの絡みだろうけどこういうのは良くないな。楽天カードはVISAとMaster両方持ってはいるが pic.twitter.com/ZgwTzgJDvm
— すまほん!!📶5G📱 (@sm_hn) October 14, 2022
Amazonで楽天カードを使った時に獲得できるポイントが、2023年1月より減額になるとのこと(Mastercardブランドのみ)。
・現在:100円あたり1ポイント
・今後:500円あたり1ポイントこれだけを見ると『おお、楽天がAmazonを攻撃したぞ!』と思われるかもですが、実際はAmazonからの攻撃っぽいです。 pic.twitter.com/1ZR5wthMpN
— クレジットカードの読みもの (@cardmics) October 14, 2022
2023年1月5日からアマゾンでの楽天カード(Mastercard)支払いの利用獲得ポイントが0.2%になるみたい😱きついですな~😭忘れそうだからメモっとこ🫢 pic.twitter.com/8KYpVjPkfC
— masa24🐷ゆる~い節約と日常 (@masa244569913) October 14, 2022
#日経平均#楽天カード#ネオモバ
日経平均爆上げのため本日は株買わず
Mastercardの楽天カードでAmazon使ったときの還元率が0.2%に…🤔
Amazonメインの人は楽天カード使ってないかもですが楽天市場メインでたまにAmazon使う人にとっては痛いですね😅
私はJCBなのでセーフ😄— しょう@妻に内緒でしれっとFIRE目指すアカ (@15FIRE1) October 14, 2022
えっ、楽天カード改悪(;^ω^)
楽天経済圏だけど、今年はいろいろ改悪多い気が…— あんゆか2@楽天市場・アマゾン (@gogo7549) October 14, 2022
まとめ
楽天カードは2022年10月14日、Amazon.co.jpで楽天カード(Mastercard)利用時のポイント還元率を変更すると発表しています。
条件変更は、2023年1月5日以降の利用分から、現在の100円利用につき1ポイントの還元をやめ、500円につき1ポイント還元に変更するとしています。
但し、「Visa」「JCB」「American Express」ブランドの楽天カードの関しては、今まで同様の還元率で変更はありません。
対応策としては、Amazon.co.jpでの買い物では、楽天カードMastercardブランドでの使用を止めればいいという事になります。
余裕のある方は、楽天カードの他の国際ブランドの2枚持ちを検討してもいいかもしれません。
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