東京都内のタクシー運転手の70代男性が、新たに新型コロナウイルス(COVID-19)に感染したことが判明しました。
こちらでは、この運転手の運転エリアや感染経路、タクシー会社、状況などを調べてご紹介したいと思います。
新型コロナウイルスにタクシー運転手の感染確認
NHKニュースでも、このタクシー運転手の感染を報道しています。
クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の感染拡大に伴い、日本でも毎日のように感染者が報告されていますが、クルーズ船とは全く関係ない場所で感染したことで、ちょっとした衝撃的なニュースになっています。
日本政府の対応は、これまでのところ後手後手に回っていますし、日本国内でも拡がりを見せ始めたことで、何か思い切った防止策が必要の時期に来たと感じています。
関係者によりますと、東京都内の70代のタクシー運転手の日本人男性が、新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されたということです。
男性は「中国人とみられる客を乗せたことがある」と話しているということです。厚生労働省は感染経路を調べています。
国内で感染が確認されたのはクルーズ船の218人、検疫官1人、チャーター機の12人、それ以外の観光客などが17人の合わせて248人となりました。
出典元:2020年2月13日「NHK NEWS WEB」
これまでにわかっている感染の状況など
今回感染したのは、都内でタクシーを運転している男性という事がわかっています。
また、この運転手は、中国人観光客を乗せて運転していたことも判明しています。
現時点でわかっている情報は、下記になります。
- 運転手の名前:不明
- 住所:東京都内
- 年齢:70代
- 職業:運転手
感染が確認されるまでの流れ
運転手の感染が確認されるまでの流れは、下記になります。
- 1月29日に発熱が確認
- 2月6日から入院
- 2月13日に新型コロナウイルスについて感染が確認
発熱から感染まで、やはり2週間かかっているので、これから徐々に感染のニュースがあちこちから出てくるのではないかと、非常に心配です。
感染した運転手の行動範囲と感染経路
感染した東京都内在住の70代の男性タクシー運転手は、羽田空港と都内間を主に行き来していたようです。
1人なのか複数なのか、又は複数回なのかなどの詳細はわかりませんが、このタクシー運転手が、乗客として中国人観光客を乗せたのは判明しています。
おそらく、乗客として乗せた中国人を介して感染した確率が高いと思われます。
今回感染したタクシー運転手は、どこかのタクシー会社に属していたのではなく、城南地区の個人タクシーだということです。
タクシー会社に勤務していて他のタクシー運転手と濃厚接触していたとすれば、他のタクシー運転手を介して更に顧客に大きく拡がる可能性もあったので、個人タクシーならば少しは拡がりが狭まったかもしれません。
このタクシー運転手の行動範囲は、「羽田空港⇔都内」ということですので、利用する方はかなり多いと思われます。
専門家によると、タクシーなどの狭い空間では、感染する確率も高くなるそうです。
ざっくり「羽田空港⇔都内」という情報しか出ておらず、しかも台数も顧客もかなり多いため、単純にこの区間をタクシーで移動したと言うだけで感染する確率が高いわけではありません。
ですが、1月25日~29日頃に、この区間をタクシー移動した方で具合の悪い方は、一応念の為に病院での審査を受けたほうが良いかもしれません。
ネットの反応
政府の対応が遅いという不満を持っている方も、数多く見られます。
まとめ
感染したタクシー運転手の情報は、城南地区の70代の個人タクシー運転手で、主に羽田空港⇔都内間を運転しており、中国人観光客を乗せたことまでは判明していますが、それ以上の情報は現時点では出ていません。
そして、タクシー運転手の感染が起きたばかりなのに、今度は神奈川在住の方のコロナ感染死亡ニュースが出ています。
騒ぎは収まるのでしょうか?
それとも、日本でも中国同様にパンデミック騒ぎになってしまうのでしょうか?
感染のニュースが大きく報道され始めた頃、ちょうどチャイニーズニューイヤーが重なって数多くの中国人観光客が既に上陸しており、その時期の対策は殆どなかったのが実情です。
それらの観光客が、同じようにバスや電車・タクシーなどで移動していることを考えると、これから先暫くは「誰々が感染した~」というニュースが毎日のように出てくると予想します。
都内には、会社も人口も集中しているので、今回のように人を輸送している方達の感染情報が出てくると、既に大きく拡がっているのではないかと感じます。
これから暫くは、新型コロナウイルスの情報からは目が離せない状況が続きそうです。
