佳境に入ってきた2022年FIFAワールドカップ カタール大会ですが、ついにベスト16が出揃いました。
日本は何とグループリーグ1位で通過し、韓国も滑り込み、アジアサッカー連盟(AFC)からは3ヶ国も勝ち上がりました。
残念なのは、3ヶ国全て同じ山に入ったことです。
【最後に追記があります!】
2022W杯ユニフォームサプライヤーの覇権争い
ワールドカップの出場国が出揃うと毎回話題になるのが、各国のユニフォームデザインですね。
今回のカタール大会の日本のユニフォームは、質が高いとかなり話題にもなっています。
そして、FIFAワールドカップ自体のスポーツメーカーのスポンサーはアディダスですが、出場国のユニフォームはアディダスで統一されているわけではありません。
それぞれの国が、各スポーツメーカーとサプライヤー契約を結んで使用しています。
そこで、デザインとは別に話題になるのが、ユニフォームサプライヤーの覇権争いです。
どの国がどのユニフォームを使用しているかという、数での覇権争いに関しては、「ナイキ」「アディダス」「プーマ」との3強になっています。
今回のカタール大会に関しては、「ナイキ」が13ヶ国で1位、「アディダス」は7ヶ国、「プーマ」が6カ国と、この3つのメーカーで32ヶ国の内26ヶ国を占めます。
下記が、各サプライヤーごとの使用国になります。
| Nike(ナイキ) | ◆アジア カタール サウジアラビア 韓国 オーストラリア ◆ヨーロッパ ◆南米 ◆北中米カリブ海 |
|---|---|
| Adidas(アディダス) | ◆アジア 日本 ◆南米 ◆ヨーロッパ ◆北中米カリブ海 |
| Puma(プーマ) | ◆ヨーロッパ セルビア スイス ◆南米 ◆アフリカ |
| New Balance (ニューバランス) | ◆北中米カリブ海 コスタリカ |
| Hummel(ヒュンメル) | ◆ヨーロッパ デンマーク |
| One All Sports (ワン・オール・スポーツ) | ◆アフリカ カメルーン |
| Kappa(カッパ) | ◆アフリカ チュニジア |
| Marathon(マラソン) | ◆南米 エクアドル |
| Majid(マジド) | ◆アジア イラン |
2022FIFAワールドカップ・ベスト16のサプライヤー
2022年12月3日(土)に、ベスト16の全ての国が出揃いました。
そして、ベスト16の国が使用しているユニフォームサプライヤーは、下記になります。
| Nike(ナイキ) | ◆アジア 韓国 オーストラリア ◆ヨーロッパ ◆南米 ◆北中米カリブ海 |
|---|---|
| Adidas(アディダス) | ◆アジア 日本 ◆南米 ◆ヨーロッパ |
| Puma(プーマ) | ◆ヨーロッパ スイス ◆アフリカ |
今回のベスト16では、ナイキが10ヶ国でダントツという結果になりました。
その他は、「アディダス」が3ヶ国、「プーマ」が3ヶ国、「ニューバランス」などの残りのサプライヤーは全て消えました。
因みに、日本がいたグループEは、アディダスが「日本」「スペイン」「ドイツ」、コスタリカが「ニューバランス」と、唯一「ナイキ」が入っていないグループでした、
2022FIFAワールドカップ優勝国のサプライヤーは?
ベスト16が出揃った所で、優勝国と準優勝国のサプライヤーはどこになるのか気になります。
やはり全体の62.5%を占める「ナイキ」から出るのが確率が高いと思われます。
では、これまでのワールドカップの優勝国・準優勝国のサプライヤーはどうだったのでしょうか?
調べてみました。
| 年度 開催地 | 優勝国 | サプライヤー | 準優勝国 | サプライヤー |
|---|---|---|---|---|
| 2018年 ロシア | フランス | Nike | クロアチア | Nike |
| 2014年 ブラジル | ドイツ | Adidas | アルゼンチン | Adidas |
| 2010年 南アフリカ | スペイン | Adidas | オランダ | Nike |
| 2006年 ドイツ | イタリア | Puma | フランス | Adidas |
| 2002年 日韓 | ブラジル | Nike | ドイツ | Adidas |
| 1998年 フランス | フランス | Adidas | ブラジル | Nike |
| 1994年 アメリカ | ブラジル | UMBRO | イタリア | Diadora |
| 1990年 イタリア | 西ドイツ | Adidas | アルゼンチン | Adidas |
| 1986年 メキシコ | アルゼンチン | Le Coq Sportif | 西ドイツ | Adidas |
| 1982年 スペイン | イタリア | Le Coq Sportif | 西ドイツ | Adidas |
過去10回大会のデータを見ると、「アディダス」が4回、「ナイキ」が2回、フランスのメーカー「Le Coq Sportif」が2回、「Puma」と「UMBRO」が各1回ずつになります。
これまでは「アディダス」が40%と多いですが、今回は「ナイキ」が有利なのか…
因みに、トーナメント表で考えると、日本の山は「アディダス」が2ヶ国、「ナイキ」が6ヶ国。
反対側の山は、「アディダス」がスペインの1ヶ国、「ナイキ」が4ヶ国、「プーマ」が3ヶ国となります。
「ナイキ」×「ナイキ」の決勝戦になる可能性もありますね…
まとめ
ワールドカップでは、出場する国がどの国になるのかというのも大いに話題になりますが、出場国のユニフォームサプライヤーも話題になります。
ベスト16が出揃った段階では、「ナイキ」が10ヶ国と62.5%と半数以上を占める結果になりました。
これまで過去10回での優勝国のユニフォームサプライヤーで言うと、「アディダス」が40%を占めて優勢ですが、今年は「ナイキ」が巻き返すかもしれません。
結果を楽しみに待ってみましょう。
ワールドカップ2022カタールの放送/放映日(時間)などについての情報は下記になります。

【追記】アディダスが勝ちました
ベスト8が揃ったところで、サプライヤーは下記の通りになりました。
アディダスの最後の砦は「アルゼンチン」、プーマは「モロッコ」、その他の6カ国は「ナイキ」でした。
◆Nike(ナイキ)
フランス
クロアチア
イングランド
オランダ
ポルトガル
ブラジル
◆Adidas(アディダス)
アルゼンチン
◆Puma(プーマ)
モロッコ
ベスト4はこちらで、いい具合にバラけましたね。
◆Nike(ナイキ)
フランス
クロアチア
◆Adidas(アディダス)
アルゼンチン
◆Puma(プーマ)
モロッコ
それで、決勝戦は「フランス(ナイキ)×アルゼンチン(アディダス)」
で、優勝は【アルゼンチン(アディダス)】
ベスト8で「アディダス」の最後の砦「アルゼンチン」が優勝、メッシがMVPと、ドラマのような結果になりました!
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