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トイレットペーパー品切れ騒動の原因はSNSじゃない?テレビの報道?

紙製品 品薄
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

3月初旬にトイレットペーパー品切れの記事を書きました。

売り切れ騒動
コロナ騒ぎでのトイレットペーパーの品切れは簡単に解消しない?デマを流した犯人が見つかり会社が謝罪?コロナウイルスの騒ぎの影でデマによるトイレットペーパー売り切れ騒動で、犯人の会社が声明を発表し謝罪。メーカーは在庫は充分だと言うけれど、この品切れ状態はすぐには解決しない?...

あれからもう2週間以上経つのですが、状況に変化があったのでしょうか?

 

そう言えば、山中伸弥教授がコロナのHPを開設しました。

トイレットペーパーの品切れ継続中?

近所のドラッグストアやスーパーに定期的に顔を出しますが、夕方から夜にかけての時間帯だからなのか、いつも棚は空っぽ状態です。

多分、朝には在庫が入っていると思われますが、近所の奥様達に買い占められているような気がします。

 

テレビやネットでは、

「在庫はたくさんあります!心配しないで!そのうち正常に戻ります!」

と言う情報、何度も見ていますが、もう2週間以上経つのに全く解決していない様子…

うちの近所は、どこ行っても毎回こんな感じです…

場所が東京だからなのでしょうか?

地方では、もう品薄の解消はされたようですね…

トイレットペーパー品薄はSNSのせいじゃない?

先日、朝日新聞デジタルに面白い記事が出ていました。

――店頭のトイレットペーパーが消えたきっかけは「トイレットペーパーが不足する」というSNS上のうわさだと言われます。

「私たちがサーベイリサーチセンターと行った調査では、そのうわさをSNSで知ったという人は10%にすぎません。

半数近くはテレビでそのうわさの存在を知り、また品切れの状況をテレビや直接見て知っています。

トイレットペーパーに限らず買いだめは他国でも起きており、一つのうわさが原因ではないのです」

 

――テレビは有力な情報源なのですね。

「コロナについて不安を持つ人が多いから、新しい情報を求めていつも以上に、必要以上に情報に敏感になっています。

ウイルスは肉眼で見えないので、テレビで『画になる現場』として、ドラッグストアの空の棚が繰り返し報道されたのです」

 

――工場や大型店に大量のトイレ紙がある様子も報道されました。安心を呼んだのでしょうか。

「不安をあおるという意味では、トイレ紙がたくさんあるシーンもないシーンと同じです。

消費者にとっては、自分が実際に買える店に商品がなければ意味がありません。

山積みの映像と目の前の現実のギャップが、不満と不安をかき立てます。

『あるところにはこんなにありますから落ち着いてください』というメッセージの出し方は、逆効果です」

出典元:「トイレ紙の山積み映像は「逆効果」買えないと意味ない

 

この朝日新聞デジタルの記事の内容ですが、薄々気がついていました。

自分の母親もSNSなどとは全く縁遠いですが、トイレットペーパーの品薄情報は早い段階から知っていました。

当然、情報源はテレビです。

 

「そのうわさをSNSで知ったという人は10%にすぎません」

やっぱり、そうですよね~

テレビで煽るからですよね~

 

テレビで報道すればするほど、庶民の頭はネガティブな情報に占領されてしまいます。

「紙が品薄?」→「無くなる前に、早く買いに行こう。」

「今日はあるかな?」→「あっ、一つ残ってた。無くなる前に買っとこう!」

 

こうなるわけですよね?

日本のテレビ局のニュース番組は、もう随分前からニュースというタイトルはついていますが、時間の半分以上はバラエティー化していません?

近所の美味しい店とか

今流行っているのは何?とか

「そんな情報は良いから、ちゃんとニュースの報道をやって下さい!」

と、毎回テレビの前で1人でつぶやいています。

ドラッグストア店員からのお願い

ドラッグストアで働く店員さんのツイートが評判になっています。

 

ツイート主のお店では、トラックの容量は限られているため、積み込めるダンボールの数も限られており、1日何回かに分けて紙製品の納品があるそうです。

しかし、納品されるとあっという間に無くなってしまうそうです。

 

デマだとわかっていても、毎回店舗に在庫がない状況を見てしまうと、誰しもネガティブな方向へ意識が向くので、不安でつい手が伸びてしまうのでしょう。

そのため、店に入荷しても、直ぐに品切れになってしまうのです。

この、店の中で起こっている『品薄のループ状態』をなくすために、ツイート主はイラストを投稿し、それが拡散されたわけです。

 

そして、ツイート主は、数多くの人に向けてこのように呼びかけています。

「本当に必要な人以外、1週間ほどトイレットペーパーの購入を控えてほしい」

「棚に商品がないのは、メーカー品切れしてしているからではありません。

むしろいつもより沢山入荷しているくらいです。

みんながいつもどおりに購入してくれればすぐに売り場は元に戻ります。

どうか冷静な購入をお願いいたします。」

他国の状況はどうなの?

日本では、マスクや紙製品の品薄状況はまだまだ解決しているとは言い難いですが、どうやらヨーロッパやアメリカでも同じような状況のようです。

「イギリス」

 

「ドイツ」

 

「フランス」

 

「オランダ」

 

「フィンランド」

 

「カナダ」

 

「アメリカ ボストン」

 

「アメリカ 南部

全世界的に、紙製品や日持ちする食料品などの買い出しに右往左往しているわけですね…

まとめ

地方の情報はよくわかりませんが、少なくとも東京ではまだトイレットペーパーやテッシュペーパーの品薄は解決しているとは言い難いです。

 

この新型コロナウイルス騒動が、例えば後2週間で解決するという期間限定ならば、このような品薄状況は割と早めに解決するのではと思います。

しかし、先が全く見えない状況なので、心理的な不安というのは、思っている以上に心の中で増幅しているような気がします。

となると、各人の危険察知能力が自動的に作動して、最悪な状況を避けるために、自然に行動してしまうのではないでしょうか?

品不足の解決は、当分先になるのでしょうか…?

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