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東京オリンピック2020で一躍有名になった選手、話題になった選手や事柄についてのまとめ

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東京オリンピック2020 話題

東京オリンピック2020も、ついに閉会しました。

始まる前は、本当にオリンピックが始まるのかな~という空気が漂っていましたが、いざ始まるとあれほどオリンピックに否定的な事を言っていたマスコミも、朝から晩までオリンピック満載の放送スケジュールでした。

あの騒ぎは一体何だったの?と思うくらい、「頑張れニッポン!」の連呼でしたね~

今回のオリンピックは、地元開催ということで日本人の活躍もめざましく、金メダル27個を含む計58個のメダルを獲得し史上最多のメダル獲得数で、金メダルの数でいうとアメリカ・中国に続いて世界第3位の成績を収めました。

 

尚、「東京2020オリンピック」開会式におけるテレビの視聴率に関して言うと、全国で推計7061万7000人が視聴し、関東地区の世帯平均視聴率は56.4%、1964年の東京オリンピック(61・2%)に次ぐ数字だったそうです。

報道では、国民の大多数がオリンピック開催に反対していたという情報も数多くありましたが、蓋を開けたら昔の紅白歌合戦ほどの高視聴率だったということですね…

目次

東京オリンピック2020の国別メダル数

メダルの総数は、113個のアメリカ、88個の中国、ROC(ロシア・オリンピック委員会)の71個、イギリスの65個に続く第5位の好成績でした。

金メダル数の順位だと、日本はアメリカ・中国に次ぐ第3位となっています。

ドイツの統計調査会社スタティスタが作成した、東京オリンピックの国別メダル獲得数(金メダル10個以上の国の獲得総数、メダル別獲得数)は下記になります。

東京オリンピック2020 国別獲得メダル数

引用先:「statista.com

 

日本選手団の獲得メダル数に関しては、目標の金メダル30個にはやや数が足りませんでしたが、ほぼ目標を達成したので大成功を収めたと見るべきでしょう。

優勝候補と見られていたバトミントンの失速や、惨敗に終わった競泳陣の事を除いたら、選手陣はかなり頑張ったのではないでしょうか?

こちらのページでは、今回のオリンピックで一躍有名になった選手、話題になった選手や事柄についてまとめてみたいと思います。

話題になったツイートランキング

米Twitterは、東京オリンピックが開催された7月23日~8月8日にかけてどのスポーツが話題になっていたのか、ツイート数ランキングを8月9日(現地時間)に発表しています。

ツイート数の5位までのランキングは下記になります。

バレーボール

サッカー

バスケットボール

スケートボード

体操

 

また、言及するツイートが最も多かったスポーツ&出来事のランキングは下記になります。

女子スケートボード
ブラジルのライッサ・レアウ選手が銀メダルを取ったこと

男子野球
日本が金メダルを獲得したこと

卓球混合ダブルス
日本が金メダルを獲得したこと

女子ソフトボール
日本が金メダルを獲得したこと

男子サッカー
ブラジルが金メダルを獲得したこと

 

個人名に関して、言及するツイートが多かったアスリートは下記になります。

ブラジルのライッサ・レアウ選手(女子スケートボード)

米国のシモーネ・バイルズ選手(体操)

インドのニーラジ・チョプラ選手(陸上競技)

オリンピック2020で話題になった日本の選手

東京オリンピック2020で、話題になった日本人選手をピックアップしてみます。

スケートボード・サーフィンの日本人選手

堀米雄斗(ほりごめ ゆうと)選手
◇戦績/スケートボード男子ストリート金メダル
1999年生まれの22歳(2021年8月1日現在)
父親の影響で6歳からスケートボードを始めた、主にアメリカで活躍するプロスケートボーダー。

主な戦績:2017年 OI STU OPEN Rio:優勝、2018年 SLS London:優勝、2019年 X GAMES(ミネアポリス):優勝、2019年 International Open(河南):優勝
2018年には世界最高峰の「ストリートリーグ」第1戦で日本人初優勝を遂げ、その後第3戦まで3連勝の快挙を達成。

西矢椛(にしや もみじ)選手
◇戦績/スケートボード女子ストリート金メダル
2007年生まれの若干13歳(2021年8月1日現在)
主な戦績:2019年Xゲームズ・ミネアポリス大会2位、2019年世界選手権準決勝進出

女子パークで銀メダルを獲得した開心那選手に史上最年少でのメダリストの座を奪われるが、13歳10ヶ月でメダル獲得。

中山楓奈(なかやま ふうな)選手
◇戦績/スケートボード女子ストリート銅メダル
2005年生まれの16歳(2021年8月1日現在)
主な戦績:2019年日本選手権優勝、2019年ストリートリーグ・ロンドン大会6位

西矢椛との会話の中に「ラスカル」という言葉が出てきて話題になる。

四十住さくら(よそずみ さくら)選手
◇戦績/スケートボード女子パーク金メダル
2002年生まれの19歳(2021年8月1日現在)
主な戦績:2018年日本選手権優勝、2018年 アジア競技大会 indonesia:優勝、2018年 パーク世界選手権 南京:優勝

和歌山県出身、練習場がない環境の中、地元の酒造会社の協力で倉庫の無償提供を受け、専用練習場「サクラパーク」が完成し、そこで練習している。

開心那(ひらき ここな)選手
◇戦績/スケートボード女子パーク銀メダル
2008年生まれの若干12歳(2021年8月1日現在)
主な戦績:2019年X GAMES(ミネアポリス)銀メダル、2019年 第3回日本スケートボード選手権:優勝

北海道出身で苫小牧市在住、5歳でスケートボードを始める。
12歳11ヶ月でのメダル獲得となり、女子ストリートで金メダルを獲得した西矢椛の13歳10ヶ月を更新し、日本選手史上最年少でのメダリストとなる。

岡本碧優(みすぐ)選手
◇戦績/スケートボード女子パーク4位
2006年生まれの若干15歳(2021年8月1日現在)
主な戦績:2019年 X GAMES(ミネアポリス):優勝、19年 WC PARK San Paulo:優勝、2019年 OI STU OPEN(Rio):優勝

優勝は逃しましたが(4位)、果敢に攻めて泣き崩れた彼女を他の競技仲間たちに担ぎ上げられた事で話題になる。
尚、オリンピック参加時は、世界ランキング1位で優勝候補筆頭。

五十嵐カノア(いがらし かのあ)選手
◇戦績/サーフィン男子銀メダル
1997年生まれの23歳(2021年8月1日現在)
アメリカ合衆国・カリフォルニア州在住、名前からハーフに思えますが、両親ともに日本人。

日本語、英語、フランス語、ポルトガル語、スペイン語など5カ国語に堪能。
弟の五十嵐キアヌさんもサーフィンの選手で、アメリカ最大のアマチュア団体NSSAで2戦連続優勝を成し遂げた実力者。

レスリングの日本人選手

乙黒拓斗(おとぐろ たくと)選手
◇戦績/レスリング男子フリースタイル65キロ級金メダル
1998年生まれの22歳(2021年8月1日現在)
自衛隊体育学校所属の自衛官。

2018年、ブダペストで行われた世界選手権において、日本の男子選手史上最年少の19歳10か月で優勝
兄は同じ自衛隊所属のレスリング選手・乙黒圭祐で、オリンピック74kg級に出場したが、残念ながら敗退。

川井梨紗子(かわい りさこ)選手
◇戦績/レスリング女子57キロ級金メダル
1994年生まれの26歳(2021年8月1日現在)
ジャパンビバレッジに所属、63kg級代表の川井友香子は妹

世界選手権は、2017年パリ(60kg級)、2018年ブダペスト(59kg級)、2019年ヌルスルタン/カザフスタン(57kg級)と3大会連続金メダル。
FILA世界ランキングは1位(2021年8月現在)

川井友香子(かわい ゆかこ)選手
◇戦績/レスリング女子62キロ級金メダル
1997年生まれの23歳(2021年8月1日現在)

2018年ブダペスト(62kg級)で銀メダル、2019年ヌルスルタン/カザフスタン(62kg級)は銅メダル。
姉の川井梨紗子とともに、オリンピック姉妹優勝を果たした。(日本人では3組目)

柔道の日本人選手

ウルフ アロン選手
◇戦績/柔道男子100キロ級金メダル
1996年生まれの25歳(2021年8月1日現在)
父親はアメリカ出身で駒澤大学講師で、母親は日本人のハーフ。

2017年のブダペストでの世界柔道選手権では100kg級で優勝、2019年の東京での世界柔道選手権では100kg級で銀メダル。
2018年のグランドスラム・大阪では100kg級で優勝、2019年のパリと2021年のアンタルヤでのグランドスラムでは100kg級で銀メダル。

阿部一二三(あべ ひふみ)選手
◇戦績/柔道男子66キロ級金メダル
1997年生まれの23歳(2021年8月9日現在/誕生日)
3歳年下の妹・阿部詩も52kg級で優勝し、兄妹での同日同大会の金メダル獲得を達成。

2017年のブダペストでの世界柔道選手権では66kg級で優勝、2018年のバクーでの世界柔道選手権では66kg級で優勝、2019年の東京での世界柔道選手権では66kg級で銅メダル。
2014年~2021年のグランドスラム大会では、2018年大阪大会の銀メダルを除き、9大会で66kg級金メダルを獲得。

阿部詩(あべ うた)選手
◇戦績/柔道女子52キロ級金メダル
2000年生まれの21歳(2021年8月1日現在)

2016年~2021年のグランドスラム大会では、2016年東京大会と2019年大阪大会の銀メダルを除き、6大会で52kg級金メダルを獲得。
2018年のバクーでの世界柔道選手権では52kg級で優勝、2019年の東京での世界柔道選手権でも52kg級で優勝。

ボクシング・空手の日本人選手

入江聖奈(いりえ せな)選手
◇戦績/ボクシング女子フェザー級金メダル
2000年生まれの20歳(2021年8月1日現在)

日本体育大学在学中で、大学卒業とともにボクシングから引退すると宣言。
全種目を通じて鳥取県出身選手では史上初の金メダリスト。

カエル好きで話題になり、大学卒業後の就職先もカエル関係の会社を探していると発言。
「聖奈」という名前はF1ドライバーのアイルトン・セナに由来。

喜友名諒(きゆな りょう)選手
◇戦績/空手男子形:金メダル
1990年生まれの31歳(2021年8月1日現在)
劉衛流龍鳳会所属

全日本空手道選手権大会では、2012年から2020年まで9連覇。
プレミアリーグ優勝回数は、2020年1月24日まで19回を記録してギネス世界記録に認定されています。
沖縄県出身者として初めての金メダルを獲得。

清水希容(しみず きよう)選手
◇戦績/空手女子形:銀メダル
1993年生まれの27歳(2021年8月1日現在)

女子形 個人戦で、2014・2016年世界空手道選手権大会 優勝。
全日本空手道選手権大会では、2013年から2019年まで7連覇しています。

フェンシングの日本人選手

加納虹輝(かのう こうき)選手
◇戦績/フェンシング男子エペ団体:金メダル
1997年生まれの23歳(2021年8月1日現在)

08年北京五輪のフェンシングをテレビ観戦して興味を持ち、小学校6年でフルーレを始める。
高校時代に遊び半分で出たエペの大会で優勝して、フルーレからエペに転向。

見延和靖(みのべ かずやす)選手
◇戦績/フェンシング男子エペ団体(キャプテン):金メダル
1987年生まれの34歳(2021年8月1日現在)
全個人種目を通じて日本選手として初めて年間ランキングで世界1位を獲得

1回戦アメリカ戦の第8ピリオドでリザーブメンバーの宇山賢選手と交代し、その後は応援に回る。
所属先のアミューズメント企業「ネクサス」から、1億円の報奨金をもらい話題になる。

水泳の日本人選手

池江璃花子(いけえ りかこ)選手
◇戦績/競泳女子400メートルメドレーリレー8位、競泳女子400メートルリレー・競泳混合400メートルメドレーリレー予選敗退
2000年生まれの21歳(2021年8月1日現在)

2019年2月、体調が悪くオーストラリアでの合宿を切り上げ帰国、検査の結果白血病と診断され療養生活に入り、2020年8月29日に594日ぶりに競技会に出場し復帰を果たす。

オリンピックが1年延期となったことでオリンピック出場が可能になりましたが、残念ながら東京オリンピックでのメダル獲得はならず。
2019年7月30日現在、個人種目11個とリレー種目5個、計16種目の日本記録を保持。

大橋悠依(おおはし ゆい)選手
◇戦績/競泳女子200メートル個人メドレー金メダル、競泳女子400メートル個人メドレー金メダル
1995年生まれの25歳(2021年8月1日現在)

日本人女子選手が夏季オリンピックの同一大会で、初めて2つの金メダルを獲得。

体操・卓球の日本人選手

橋本大輝(はしもと だいき)選手
◇戦績/体操男子個人総合金メダル、体操男子種目別鉄棒金メダル、体操男子団体総合銀メダル
2001年生まれの20歳(2021年8月7日現在/誕生日)
内村航平の後継者で若き日本体操男子のエース。

東京オリンピックで体操男子個人総合の金メダルを獲得し、鉄棒と合わせ37年ぶりに個人2冠を達成。
主な戦績:19年世界選手権団体総合銅メダル

水谷隼(みずたに じゅん)選手
◇戦績/卓球混合ダブルス金メダル、卓球男子団体銅メダル
1989年生まれの32歳(2021年8月1日現在)
日本卓球界を長年支えた日本のエースで、東京オリンピックを最後に現役引退を表明。

全日本選手権シングルス史上初10回優勝、史上初5連覇。男子ダブルス自身最多タイ7回優勝、史上最多タイ4連覇。
2016年のリオデジャネイロオリンピックで男子団体銀メダル、男子シングルス銅メダル。

スポーツクライミングの日本人選手

野中生萌(のなか みほう)選手
◇戦績/スポーツクライミング女子複合銀メダル
1997年生まれの24歳(2021年8月1日現在)

2016年9月、フランスのパリで開催された「IFSCクライミング世界選手権 ボルダリング種目」で2位。
2017年7月 ポーランドのヴロツワフで開催された「ワールドゲームズ2017スポーツクライミング ボルダリング種目」で銀メダルを獲得。

野口啓代(のぐち あきよ)選手
◇戦績/スポーツクライミング女子複合銅メダル
1989年生まれの32歳(2021年8月1日現在)
女子スポーツクライミングにおける日本の第1人者で、東京オリンピックを最後に現役引退の意向。

2008年度から新設されたクライミング・ワールドカップ・オーバーオール部門で初代女子チャンピオンを獲得。
2019年8月に開催された『2019 IFSC クライミング世界選手権大会(八王子)』で総合2位。

その他の競技の日本人選手

町田瑠唯(まちだ るい)選手
◇戦績/バスケットボール女子銀メダル
1993年生まれの28歳(2021年8月1日現在)

162cmと小柄ながら、オリンピック6試合中5試合で2桁アシストを記録し、この部門で今大会1位に輝く。
準決勝の対フランス代表戦では、オリンピック記録となる1試合18アシストを達成。
東京オリンピック最終日8月8日、FIBAが発表した今大会のオールスター・ファイブに選出。

稲見萌寧(いなみ もね)選手
◇戦績/ゴルフ女子銀メダル
1999年生まれの22歳(2021年8月1日現在)

2018年7月にプロテスト合格、2019年センチュリー21レディスゴルフトーナメントでプロ初優勝、2019年の賞金ランクは13位。
オリンピック銀メダルの報奨金として、1,000万円と5年間のJLPGAツアーシード権(2022年から10年以内に行使可能)を獲得。

高橋藍(たかはし らん)選手
◇戦績/バレーボール男子7位
2001年生まれの19歳(2021年8月1日現在)

7月26日のカナダ戦で見せた「フェイクトス」が米メディア『INSIDER』で取り上げられ、一躍有名になりました。

中村輪夢(なかむら りむ)選手
◇戦績/自転車・BMX男子フリースタイル・パーク5位入賞
2000年生まれの19歳(2021年8月1日現在)
2019年のUCIワールド杯年間総合ランキング1位

若干19歳のBMX期待の星、東京オリンピックではメダルが期待されていたが残念ながら5位に終わる。
BMXショップ営む父が名付けた「輪夢」という名前は、自転車の車輪部の部品「リム」に由来していることで話題になる。

オリンピック2020で話題になったイギリスの選手

東京オリンピック2020で、話題になったイギリス選手をピックアップしてみます。

スカイ(日本名:澄海)・ブラウン選手
◇戦績/スケートボード女子パーク銅メダル
2008年生まれの13歳(2021年8月1日現在)

宮崎県生まれ、母親は日本人、父親がイギリス人のハーフでイギリスと日本の2重国籍を持つ、世界で最も若いプロのスケートボーダー。
13歳28日でのメダル獲得は、イギリス史上最年少でのメダル獲得。

アメリカのテレビ番組「ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ:ジュニアーズ」で優勝、歌手としてもデビュー済。
オリンピック期間中に流された「ギャラクシー」のCMに出演していたことでも話題になった。

インスタグラムのフォロワーは131万人で、YouTubeの登録者数は30万人(2021年8月10日現在)
高鍋町立高鍋東中学校に在籍中だが、2019年以降は大会出場やコロナ禍の影響で宮崎の自宅に戻れず、一日も出席出来ていないらしい。(2021年8月1日現在)

弟の「オーシャン(大海)・ブラウン」君もスケートボードとサーフィンをやっており、将来表舞台に出てくる可能性有り。

 

小さな頃から、姉弟でテレビにも出演しています。

 

ローレン・プライス選手
◇戦績/ボクシング女子ミドル級金メダル
1994年生まれの27歳(2021年8月1日現在)
7歳でサッカーを始めカーディフ・シティに所属、他にも13歳にしてキックボクシングの欧州選手権を制して新聞に載ったりとスポーツ万能。

サッカーでは、母国ウェールズで開催された2013年のU-19女子欧州選手権で、U-19ウェールズ女子代表としてピッチに立っている。
オリンピック出場という夢があり、五輪種目であるテコンドーにも挑戦するが、足技中心のテコンドーはパンチが得意な彼女には合わなかった。

2012年に女子ボクシングが五輪の正式種目となり、2014年にウェールズ代表のボクサーとして英連邦競技大会に出場するチャンスが巡ってきたため、ボクシングに専念。
但し、ボクシングだけでは食べていけず、タクシー運転手をしながらボクシングに打ち込んでいたが、コロナの影響でオリンピックが1年延期され、その期間は自宅の車庫で黙々と練習する日々を送る。

3歳の頃から祖父母に育てられたため自分のオリンピックでの活躍を見せたかったが、2020年11月に最愛の祖父が無くなり勇姿を見せることが出来なかった。

オリンピック2020で話題になったアメリカの選手

東京オリンピック2020で、話題になったアメリカ選手をピックアップしてみます。

ケイティ・レディキー選手
◇戦績/1500m自由形・800m自由形:金メダル×2、400m自由形・4×200mリレー:銀メダル×2
1997年生まれの24歳(2021年8月1日現在)
史上最高の女子スイマーとも言われており、女子800m自由形ではオリンピック3連覇を達成。

2012年のロンドンオリンピックでは金メダル1個、2016年のリオでは金メダル4個と銀メダル1個、東京では金銀それぞれ2個の4個、3大会で計10個のメダルを獲得。
世界水泳選手権において、女子では歴代最多の14個の金メダルを獲得し、オリンピックと世界選手権で合わせて計21個の金メダルを獲得。

シモーネ(シモーン)・バイルズ選手
◇戦績/体操女子平均台銅メダル、体操女子団体銀メダル
1997年生まれの24歳(2021年8月1日現在)
アメリカ体操女子のエースだが、オリンピック期間中に叔母の急死の知らせを受け精神的にダメージを受け、体操女子団体総合決勝を途中から棄権。

種目別決勝の跳馬と段違い平行棒、床運動も棄権したが、最終日の平均台に出場し銅メダルを獲得。
棄権した後、自分のフォームを取り戻すため順天堂大学で練習を行い関係者に感謝しているとツイッターで報告。

2016年のリオオリンピックでは、女子団体・個人総合・跳馬・床で金メダル4冠、平均台で銀メダルと、計5個のメダルを獲得。
世界体操競技選手権では、2013年から2019年現在までに通算で25個のメダルを獲得し、男女を通じて史上最多のメダル獲得者。

世界体操競技選手権での19個の金メダル獲得も、男女を通じての史上最多。
インスタグラムのフォロワーは694万人、ツイッターのフォロワーは170万人(2021年8月10日現在)

ジェシカ・スプリングスティーン選手
◇戦績/馬術障害飛越団体銀メダル
1991年生まれの29歳(2021年8月1日現在)
米ロック歌手ブルース・スプリングスティーンの娘だということで話題になる。
2019年から騎乗している12歳のドン・フアン・バン・デ・ドンケーブ号とともに出場。
ケイレブ・ドレセル選手
◇戦績/50m自由形、100m自由形、100mバタフライ、400mフリーリレー、400mメドレーリレーで金メダル5冠
1996年生まれの24歳(2021年8月1日現在)

専門はバタフライと自由形で、オリンピックで7個、世界水泳選手権で13個の金メダルを獲得。
スタート・ドルフィンキックが上手いのが特徴、100mバタフライの世界記録保持者で、東京では世界記録を更新。

アリソン・フェリックス選手
◇戦績/4×400mリレー金メダル、400m銅メダル
1985年生まれの35歳(2021年8月1日現在)

2002年のアテネ大会で200mの銀メダル、2008年の北京大会で4×400mリレー金メダルと200m銀メダルを獲得
2012年のロンドン大会で、200mと4×100mリレー、4×400mリレーの3種目で金メダルを獲得。
2016年のリオ大会では、4×100mリレーと4×400mリレーの2種目で金メダル、400mで銀メダルを獲得。

東京大会を含め、これまでにオリンピックで獲得したメダルは11個。
これで、アメリカ人としては、伝説のカール・ルイスを抜き陸上競技で最も多くのオリンピックメダルを手にした選手となる。

スニサ・リー選手
◇戦績/体操女子個人総合金メダル、女子団体銀メダル、女子種目別段違い平行棒銅メダル
2003年生まれの18歳(2021年8月1日現在)

映画「グラン・トリノ」に登場したタオ少年と同じ、ラオス・ベトナム・タイの国境周辺の山岳民族「モン族」出身。
モン族系米国人として初めてアメリカのオリンピック代表となり、「モン族」として初めての金メダルを獲得。
アメリカチームのエース「シモーン・バイルス選手」が団体戦を途中棄権した中で、チームの窮地を救い銀メダルを獲得。

オリンピック2020で話題になったジャマイカの選手

東京オリンピック2020で、話題になったジャマイカ選手をピックアップしてみます。

シェリー=アン・フレイザー=プライス選手
◇戦績/女子100m銅メダル
1986年生まれの34歳(2021年8月1日現在)

2008年の北京オリンピックで、ジャマイカ人女性として初めて100mでオリンピックの金メダルを獲得。
2012年のロンドン大会では、100mで金メダル、200mで銀メダル、4×100mリレーで銀メダルを獲得。
2016年のリオ大会では、100mで銅メダル、4×100mリレーで銀メダルを獲得。

世界陸上競技選手権大会の100m、200m、4×100mリレーで通算9個の金メダルを獲得。

エレイン(エレーン) · トンプソン選手
◇戦績/女子100m金メダル、200m金メダル
1992年生まれの29歳(2021年8月1日現在)

2016年のリオ大会では、100mで金メダル、200mでも金メダルの2冠、4×100mリレーで銀メダルを獲得。
東京オリンピックでも、100mで金メダル(10秒61のオリンピック記録)、200mでも金メダルと、2大会連続の2冠に輝く。
現在の女子短距離界では最も速い選手。

オリンピック2020で話題になったオーストラリアの選手

東京オリンピック2020で、話題になったオーストラリア選手をピックアップしてみます。

エマ・マキオン選手
◇戦績/50m自由形、100m自由形、4×100m自由形リレー、4×100mメドレーリレーで金メダル、100mバタフライ、4×200m自由形リレー、4×100m混合メドレーリレーで銅メダル
1994年生まれの27歳(2021年8月1日現在)

東京オリンピック2020では、4つの金メダル、3つの銅メダルの計7つのメダルを獲得し、50m自由形でオリンピック記録を樹立。
2016年のリオ大会では、400mフリーリレーで金メダル、800mフリーリレーと400mメドレーリレーで銀メダル、200m自由形で銅メダルを獲得。

世界選手権では、これまでに4つの金メダル、9個の銀メダル、5つの銅メダルを獲得。

ジェシカ・フォックス選手
◇戦績/女子カナディアンシングル金メダル、女子カヤックシングル銅メダル
1994年生まれの27歳(2021年8月1日現在)

2012年のロンドン大会では、女子カヤックシングルで銀メダル、2016年リオ大会では、女子カヤックシングルで銅メダルを獲得。
カヌーの修復にコンドームを使って話題になった女性。

オリンピック2020で話題になった南アフリカの選手

東京オリンピック2020で、話題になった南アフリカ選手をピックアップしてみます。

タチアナ・スクンマカー選手
◇戦績/200m平泳ぎ金メダル、100m平泳ぎ銀メダル
1997年生まれの24歳(2021年8月1日現在)
200m平泳ぎで優勝した後、世界新記録を更新したことを知らず、掲示板を見て驚いて大喜びする姿が映された選手。

オリンピック2020で話題になったイタリアの選手

東京オリンピック2020で、話題になったイタリア選手をピックアップしてみます。

ラモントマルチェル・ヤコブス選手
◇戦績/男子100m金メダル、男子400mリレー金メダル
1994年生まれの26歳(2021年8月1日現在)
米テキサス州エルパソで生まれ、イタリアに移住した陸上のイタリア代表選手。

完全にメダル争いではノーマークだった中で、見事9秒80で優勝し、イタリアでは一躍ヒーローになる。
彼の優勝で勢いがついたイタリアチームは、400mリレーでも見事金メダル獲得。
これまで、足の長いアフリカ系選手の独壇場だった短距離走で、今年初めて10秒を切った無名の選手が優勝し世界中を驚かせた。

オリンピック2020で話題になった中国の選手

東京オリンピック2020で、話題になった中国選手をピックアップしてみます。

蘇 炳添(スー・ビンティエン、そ へいてん)選手
◇戦績/男子100m決勝進出6位
1989年生まれの31歳(2021年8月1日現在)

100mのアジア記録保持者、60mの室内アジア記録保持者。
身長はcmと小柄だが、アジア出身選手として初めて10秒の壁を突破した選手で、アジアの陸上短距離界ではレジェンド的な存在。
東京オリンピックでは、準決勝でアジア新記録となる9秒83をマークし、見事決勝に進出。

話題になった出来事やその他の選手

東京オリンピック2020で、話題になった出来事やその他の選手をピックアップしてみます。

亡命騒動
◇クリスティナ・ティマノフスカヤ選手/ベラルーシの陸上選手
代表チームの問題点をインスタで暴露したことを理由に、チーム幹部によって強制的に帰国させられそうになったが、帰国を拒否。
200m走に出場予定だったが、一部の選手に出場資格が無いことがわかり、400mに急遽出場するように指示されたという動画を上げた。

空港でスキを見て空港警察に助けを求め、出国便に搭乗せず、欧州の安全な国への亡命を希望。
ポーランド政府が手を差しのべてビザを発行し、無事ポーランドへ亡命。
彼女の夫も、ウクライナの首都キーウへ脱出し、その後ポーランドへ入国し彼女と再会を果たす。

因みに、ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領は、ヨーロッパ最後の独裁者と呼ばれています。

難民申請騒動
◇ジュリアス・セチトレコ選手/ウガンダの重量挙げ選手
7月16日正午すぎにPCR検査に現れず、泉佐野市の職員がホテルの部屋にいないことを確認。
事前合宿中に失踪し行方不明になり、その後の捜索の結果、三重県で発見される。

しかし、彼の場合は「生活が厳しいウガンダには帰らず、妻や子どものために日本で仕事がしたい」という理由であり、難民申請は認められず、ウガンダ大使館の担当者の説得より帰国。
また、日本での合宿中に世界ランキングの変動があり出場資格を失ったため、帰国が決まっており、精神的に混乱した理由もあった模様。

米紙「ニューヨーク・タイムズ」などによれば、セチトレコ選手は帰国後、空港で2時間ほど拘束され、警察に連行され犯罪捜査局に拘留されたままだという事です。

 

プリンセス登場
◇オリガ・ルイパコワ選手/カザフスタンの陸上選手
開会式で入場行進する際に、美しい民族衣装に身を包んだオリガ・ルイパコワ選手が、まるで「お姫様」のようだと話題になる。
会場内では、人気ゲームソフト「ファイナルファンタジー(FF)」の音楽が流れていたことから、「リアルFF」などと喜ぶ投稿も相次ぐ。

 

レディー・ガガのそっくりさん?
◇ジュリアナ・アル=サーディク選手/ヨルダンのテコンドー67kg級選手
「レディー・ガガ」にそっくりだと話題になりました。
個人的には、そうでもないような気もするんですけど…

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友情
◇男子走り幅跳び金メダル
カタールのムタズエッサ・バルシム選手とイタリアのジャンマルコ・タンベリ選手

2人は同記録で並び、審判が勝敗をつけるまで戦うか、それとも2人で金メダルを分け合うかと聞いたところ、2人は即座に競技をやめることを選択。
その瞬間、2人とも金メダルを貰うことが決定し、抱き合って喜びを爆発させる。
以前から2人はライバル関係であり、親しい友人でもあったため、悩む必要もなかったと発言。

 

日本のコンビニ最高!
◇デビッド・ハーロウ記者/CBC
オリンピックの取材で東京を訪れたデビッド・ハーロウ記者は、セブンイレブンの虜になり、定期的に気に入った商品を紹介。
彼のツイッターを見た日本人から、たくさんの手紙や商品を送られてきたこともツイートしていました。

 

日本人ファンから、たくさんの激励の手紙や商品などが送られてきたようです。

 

デビッド・ハーロウ記者が、セブンイレブンで購入した商品の数々。

 

歓喜の舞
◇ディーン・ボクソールコーチ/オーストラリアの競泳コーチ
自分が指導しているアリアーン・ティトムス選手が、世界記録保持者のケイティ・レディッキー選手を破り優勝し、感情を爆発させた姿がまるでロックスターみたいだと話題になる。

まとめ

ここまで東京オリンピック2020で、一躍有名になった人や話題になった人・出来事などをピックアップしてまとめてみました。

大坂なおみ選手や八村塁選手など、元々有名で人気のある選手などの一部はあえて触れていません。

 

このコロナ禍の中、オリンピックを開く意義があるのかなどと批判され、しかも無観客での開催などオリンピックを取り巻く環境はかなり厳しい状況で、始まる前も本当にオリンピックが開催されるの?という疑心暗鬼な人がほとんどだったと思います。

ところが、蓋を開けてみれば、日本人選手の躍進や、参加した外国人選手などが好意的にツイッターに投稿したり、テレビでも高視聴率が続くなど、今回のオリンピック開催は予想以上の結果になったと思います。

一部では批判的な報道もありますが、選手村の環境や、24時間無料で提供しているダイニング、質の高いボランティアへの感謝など、殆どの選手や報道陣が日本のオリンピック運営を絶賛しています。

 

やはり、真剣に戦う選手たちが行うスポーツは感動を呼びます。

ここで取り上げた選手以外にも、数々の印象に残るシーンもありましたし、それらの選手も含めてこれからの選手活動に益々力を入れて活躍してもらいたいものです。

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