もはや年末の恒例行事となった「M-1グランプリ」
今年の「M-1グランプリ2022」が12月18日に行われ、「ウエストランド」が見事優勝しました。
最近は、舞台で動き回るコント漫才が幅を利かせていましたが、久しぶりに「さや香」や「ウエストランド」などの「しゃべくり漫才」が結果を残したことで、「しゃべくり漫才」が好きな自分としては嬉しい限りです。
「タイタン」所属が大躍進
今年は、爆笑問題の妻「太田光代」さんが社長を務める「タイタン」から「キュウ」と「ウエストランド」の二組が選ばれ、その中の一組「ウエストランド」が優勝したことでも話題になりました。
今年の「ファイナルラウンド」の三組は、くしくも「コント vs 毒舌 vs 正統派」という三つ巴の戦いになりました。
毒舌漫才の「ウエストランド」が優勝したことで、終わってからもかなり物議を醸しましたが、元はと言えばタイタンの大先輩である「爆笑問題」も毒舌が売りなので、彼らも嬉しかったのではないでしょうか?
往年の「ツービート」も毒舌を売りにしており「紳助竜介」も毒舌が冴えていたので、以前は攻撃型の漫才も多かったのですが、最近はSNSでの炎上問題などもあるのかマイルドな芸風が流行っていました。
これで毒舌漫才が復活となるかはわかりませんが、注目を浴びたのは確かでしょう。
「キュウ」がネットで話題に?
「ウエストランド」が優勝して注目を浴びた「タイタン」ですが、「タイタン」のもう一組「キュウ」もネット上でも話題になっていました。
というのは、彼らの名前「キュウ」が数字の「9」と絶妙に重なり合ったせいでした。
- 結成「9」年目
- エントリーはNo3402:全部足すと「9」
- ネタ順:「9」番目
- ネタ終わり時間:「9時9分」
- 最終順位:「9」位
偶然ですが、ここまで「9」と重なると何かあるんですかね~
敗者復活戦の結果・順位
敗者復活戦は、体調不良により欠場した「コウテイ」を除く17組で争われ、見事に「オズワルド」が復活しました。
敗者復活戦の最終順位は、下記の通りになります。
尚、今年がラストイヤーの「金属バット」は準々決勝で敗退しましたが、「GYAO!」でネタ動画が最も視聴された1組が準決勝に復活する「ワイルドカード枠」で選ばれました。
しかし、「ワイルドカードで復活した組は、準決勝で落ちても敗者復活戦に出られない」というルールのために、敗者復活戦には出場出来ませんでした。
| 順位 | コンビ名 | 事務所 | 結成年 | 敗者復活戦出場回数 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | オズワルド | 吉本興業 東京 | 2014年 | 初出場 |
| 2位 | 令和ロマン | 吉本興業 東京 | 2018年 | 初出場 |
| 3位 | ミキ | 吉本興業 東京 | 2012年 | 3年ぶり4回目 |
| 4位 | からし蓮根 | 吉本興業 大阪 | 2013年 | 3年連続5回目 |
| 5位 | マユリカ | 吉本興業 大阪 | 2011年 | 2年連続3回目 |
| 6位 | ヤーレンズ | ケイダッシュ | 2011年 | 初出場 |
| 7位 | ビスケットブラザーズ | 吉本興業 大阪 | 2011年 | 初出場 |
| 8位 | ななまがり | 吉本興業 東京 | 2008年 | 8大会ぶり2回目 |
| 9位 | ダンビラムーチョ | 吉本興業 東京 | 2010年 | 4年ぶり2回目 |
| 10位 | ハイツ友の会 | 吉本興業 大阪 | 2018年 | 初出場 |
| 11位 | ケビンス | 吉本興業 東京 | 2021年 | 初出場 |
| 12位 | カゲヤマ | 吉本興業 東京 | 2008年 | 初出場 |
| 13位 | かもめんたる | サンミュージック | 2007年 | 初出場 |
| 14位 | シンクロニシティ | フリー | 2017年 | 初出場 |
| 15位 | THIS IS パン | 吉本興業 東京 | 2017年 | 初出場 |
| 16位 | ママタルト | サンミュージック | 2016年 | 初出場 |
| 17位 | ストレッチーズ | 太田プロダクション | 2014年 | 初出場 |
| 欠場 | コウテイ | 吉本興業 大阪 | 2013年 | – |
| 出場権なし | 金属バット | 吉本興業 大阪 | 2007年 | – |
第18回「M-1グランプリ2022」ファイナリスト&得点詳細
2022年(第18回)/参加者数:7,261組
2022年の「M-1グランプリ」決勝には、カベポスター、真空ジェシカ、ロングコートダディ、さや香、男性ブランコ、ダイヤモンド、ヨネダ2000、キュウ、ウエストランドの9組に、敗者復活戦勝者のオズワルドの計10組が出場しています。
準決勝で破れた決勝常連組の「オズワルド」は敗者復活戦で復活しましたが、同じく常連組の「からし蓮根」「ミキ」は敗退しています。
また、女子コンビとして、2009年のハリセンボン以来13年ぶり決勝進出した「ヨネダ2000」が話題になりました。
第18回「M-1グランプリ2022」ファイナリストの演目に対する各審査員の点数及び合計点は、下記の通りです。
| ネタ順 | コンビ名 | 総合得点 | 山田邦子 | 博多大吉 | ナイツ塙 | サンド富澤 | 立川志らく | 中川家礼二 | 松本人志 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | カベポスター | 634 | 84 | 94 | 92 | 93 | 89 | 92 | 90 |
| 2 | 真空ジェシカ | 647 | 95 | 92 | 92 | 92 | 94 | 94 | 88 |
| 3 | オズワルド(敗者復活) | 639 | 87 | 93 | 90 | 90 | 95 | 92 | 92 |
| 4 | ロングコートダディ | 660 | 94 | 92 | 94 | 96 | 96 | 95 | 93 |
| 5 | さや香 | 667 | 92 | 96 | 95 | 97 | 95 | 97 | 95 |
| 6 | 男性ブランコ | 650 | 86 | 91 | 92 | 95 | 94 | 96 | 96 |
| 7 | ダイヤモンド | 616 | 86 | 90 | 88 | 88 | 88 | 89 | 87 |
| 8 | ヨネダ2000 | 647 | 91 | 91 | 96 | 91 | 97 | 90 | 91 |
| 9 | キュウ | 620 | 87 | 90 | 88 | 90 | 89 | 90 | 86 |
| 10 | ウエストランド | 659 | 91 | 93 | 93 | 94 | 98 | 96 | 94 |
第18回「M-1グランプリ2022」決勝(ファーストラウンド)の結果
ファーストラウンドでは、正統派漫才の「さや香」が667店と1位、コント漫才の「ロングコートダディ」が2位、しゃべくり漫才の「ウエストランド」が3位に入り、この3組が最終決戦に進みました。
| 順位 | コンビ名 所属事務所 | 点数 | 結成年 | 決勝出場回数 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | さや香 吉本興業 大阪 | 667点 | 2014年 | 5年ぶり2回目 |
| 2位 | ロングコートダディ 吉本興業 大阪 | 660点 | 2009年 | 2年連続2回目 |
| 3位 | ウエストランド タイタン | 659点 | 2008年 | 2年ぶり2回目(ノーシード) |
| 4位 | 男性ブランコ 吉本興業 東京 | 650点 | 2011年 | 初出場 |
| 5位 | 真空ジェシカ 人力舎 | 647点 | 2012年 | 2年連続2回目 |
| 6位 | ヨネダ2000 吉本興業 東京 | 647点 | 2020年 | 初出場 |
| 7位 | オズワルド(敗者復活) 吉本興業 東京 | 639点 | 2014年 | 4年連続4回目 |
| 8位 | カベポスター 吉本興業 大阪 | 634点 | 2014年 | 初出場 |
| 9位 | キュウ タイタン | 620点 | 2013年 | 初出場 |
| 10位 | ダイヤモンド 吉本興業 東京 | 616点 | 2017年 | 初出場(ノーシード) |
「M-1グランプリ2022」最終決戦の結果
決勝では3位でしたが、最終決戦では最初に演じた「ウエストランド」が、決勝の最終演者の勢いそのまま審査員にその毒舌ぶりを強烈に印象付け、7票のうち6票を獲得して優勝しました。
| ☆優勝☆:ウエストランド | 6票 | 山田邦子、ナイツ塙、サンド富澤、立川志らく、中川家礼二、松本人志 |
|---|---|---|
| さや香 | 1票 | 博多大吉 |
| ロングコートダディ | 0票 | なし |
7組の吉本興業タレントを破っただけではなく、タイタンからの初の優勝ということで、爆笑問題の太田さんは大興奮したようです。
M-1グランプリ2022に対するSNSの反応
色々な芸人さんや芸能人が数多く反応していますね。
日清がパロディCM?
番組中に流されたスポンサーである日清のコマーシャルが話題になりました。
「高須クリニック」のCMの完璧なパロディということで、トレンドワードでも「日清」や「高須クリニック」が上位に現れました。
高須先生も反応しています。
まとめ
年末の恒例行事となった今年の「M-1グランプリ2022」が12月18日に行われ、「ウエストランド」が見事優勝しました。
今年の「M-1」は、決勝に2組選ばれたばかりではなく、その2組のうちの1組が優勝した芸能事務所「タイタン」の年になりました
また、今回は「上沼恵美子」さんと「オール巨人」さんが審査員を降板し、「山田邦子」さんと「博多大吉」さんが審査員として参加しています。
特に「山田邦子」さんの点数付けに対して、番組終了後に賛否両論ありました。
そして、近年の優勝者や成績優良コンビに「コント漫才」を演じるコンビが多かったですが、今年は久しぶりに「しゃべくり漫才」、しかも強烈な毒舌を繰り出す「ウエストランド」が優勝し、SNSでも賛否両論大いに盛り上がっています。
個人的には、コンビ漫才が選ばれなくて満足しています。
ただし、テレビ番組やスポンサー的には少し使いにくいコンビかもしれないので、ウエストランドの来年の活躍を注視してみようと思います。
尚、過去の「M-1グランプリ優勝者」についての情報は、下記に記載があります。


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| タイトル | M-1グランプリ |
|---|---|
| 視聴可否 | ◎(見放題作品) |
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| 料金 | 月額2,189円(税込) |
|---|---|
| 無料お試し | 有り/31日間 |
| 動画配信数 | 見放題は30万本以上、レンタルは4万本以上(2024年12月12日時点) |
| 付与ポイント/月 | 1,200ポイント付与(1,200円相当) ※お試し期間中は600pt |
| 登録デバイス数 | 無制限 |
| オフライン視聴 | ○ |
| 同時視聴 | 別アカウントで最大4台 ※同じアカウントで複数端末での同時視聴は、同一/別作品に関わらず不可 |
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