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東京オリンピックはコロナで中止か?理念に反しての延期はあるのか?

東京オリンピック
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中国から始まったコロナウィルスの感染騒ぎで、世界中が騒然としています。

先日、IOCの最古参委員であるディック・パウンド氏によると、最終的な判断期限は5月下旬で1年延期にも言及するなど、東京オリンピック開催に関する状況が、益々厳しいものになってきています。

そこで、こちらでは、東京オリンピックの中止の可能性や、理念に反する延期が選択できるのか、そして過去に中止になったオリンピックについての情報などを調べてみました。

また、現時点(2020年3月2日時点)での、コロナウイルスの感染者数についても調べてみました。

コロナの国別感染者数について

WHOの集計によると、2020年3月2日時点でのコロナウイルスに関する国別感染者数と死亡者数、そして回復者数は下記の通りです。

国名 感染者数 新感染者数 死亡人数 回復者数
中国 80,026人 202人 2,912人 44,522人
韓国 4,212人 1,062人 26人 30人
イタリア 1,694人 566人 34人 83人
イラン 978人 385人 54人 175人
ダイヤモンド・プリンセス号 705人 7人 10人
日本 256人 15人 6人 32人
フランス 130人 30人 2人 12人
ドイツ 130人 51人 16人
シンガポール 106人 4人 74人
香港 100人 5人 2人 36人
アメリカ 87人 19人 2人 9人
スペイン 84人 26人 2人
バーレーン 47人 6人
クウェート 46人 1人
タイ 42人 1人 30人
台湾 40人 1人 1人 12人
イギリス 36人 13人 8人
オーストラリア 29人 4人 1人 15人
マレーシア 29人 4人 22人
カナダ 24人 4人 4人
スイス 24人 5人 1人
UAE 21人 5人
イラク 19人 6人
ノルウェー 19人 4人
ベトナム 16人 16人
オーストリア 14人 4人
スウェーデン 14人 1人
マカオ 10人 6人
イスラエル 10人 3人 1人
レバノン 10人 3人
オランダ 10人 3人
サンマリノ 8人 7人 1人
クロアチア 7人 1人
ギリシャ 7人
エクアドル 6人 5人
フィンランド 6人 3人 1人
オマーン 6人 1人
メキシコ 5人 1人
デンマーク 4人 1人
パキスタン 4人
フィリピン 3人 1人 2人
アルジェリア 3人 2人
アゼルバイジャン 3人
チェコ 3人 3人
ジョージア 3人
アイスランド 3人 2人
インド 3人 3人
カタール 3人 2人
ルーマニア 3人 1人
ベルギー 2人 1人 1人
ブラジル 2人
エジプト 2人 1人 1人
インドネシア 2人 2人
ロシア 2人 2人
アフガニスタン 1人
アルメニア 1人 1人
ベラルーシ 1人
カンボジア 1人 1人
ドミニカ共和国 1人 1人
エストニア 1人
アイルランド 1人
リトアニア 1人
ルクセンブルグ 1人
北マケドニア 1人
モナコ 1人
ネパール 1人 1人
ニュージーランド 1人
ナイジェリア 1人
スリランカ 1人
Total 89,073人 2,460人 3,050人 45,136人

出典元:「WHO国別感染者数(2020年3月2日時点)
中国の感染者数はダントツに多いのですが、新しい感染者数をみると、韓国が1,062人と突出しています。

中国は少し落ち着いてきた反面、韓国での患者数が拡大しているのを見ると、それが日本を含む周辺国に連鎖していかないか心配です。

またイタリアでも感染者が激動しており、それが他のヨーロッパの国々にも波及して行くのではないかと、これも心配です。

 

ダイアモンドプリンセス号での感染拡大にも関わらず、日本での感染がさほど増えていないことに、逆に心配になってきます。

体調が芳しく無く自分自身がコロナ感染を感じて検査機関に行ったにもかかわらず、検査を受けられなかったという人が、数多くツイッターなどで声を上げています。

 

そして、毎日毎日ニュースで報道されるコロナのニュースによって、人々の不安が一層掻き立てられてしまいます。

このような状況で不安を拭えない消費者が、トイレットペーパーや缶詰などの売り切れ騒ぎに便乗し、急いで買いに行かなきゃという心理にも繋がっているものと思います。

東京オリンピックは開催されるのか?

上記にも書きましたが、IOCの最古参委員であるディック・パウンド氏が、最終的な判断期限は5月下旬との見解を示したことで、東京オリンピックの関係者を慌てさせました。

更に、同氏は東京オリンピックの1年延期にも言及し、今年の東京オリンピック開催は本当に危ういんではないかと発言する人も数多く出てきています。

 

また同様に、予定通りに東京五輪を開催するかどうかの判断は最終判断は5月下旬までする必要がないので、オリンピックの準備は「いつもどおり」行うと同氏は述べています。

そして、世界中のアスリートたちに対し、「自分の競技に集中するように」と呼びかけています。

東京オリンピックは7月24日に開幕する予定です。

 

仮に、東京オリンピックが中止になったとしたらどうなるでしょう?

日本の経済にとっては、大きなマイナスになることは間違いありません。

過去に中止されたオリンピック

では、過去に中止されたオリンピックはあるのでしょうか?

答えは「あります」

しかも、これまでに5回も中止になっています。

下記の通り、夏季オリンピックが3回、冬季オリンピックが2回中止になっています。

1916年ベルリンオリンピック(第6回大会)

開催国はドイツで、第一次世界大戦によって中止になりました。

大会競技場として、4万人を収納できる競技場が整備されています。

また、スピードスケートなどの冬季競技の実施も計画されていました。

1940年東京オリンピック(第12回大会)

史上初めて欧米以外の国、そして初めてアジアで行われるオリンピックでしたが、日中戦争の影響から日本は開催権を返上した。

代替地として、招致合戦で東京の次点だったヘルシンキが予定されましたが、第二次世界大戦の勃発によりこちらも中止になりました。

1944年ロンドンオリンピック(第13回大会)

こちらも第二次世界大戦によって中止に追い込まれました。

ロンドンのオリンピックは、繰越としてその4年後の1948年に行われています。

また、ロンドンは1908年と2012年にもオリンピックを開催しているので、中止のこの大会も併せて4回開催地として選ばれています、

1940年札幌(冬季)オリンピック

開催されれば日本初・アジア初の冬季オリンピック大会となるところでしたが、こちらも夏季オリンピック同様、日中戦争の影響から日本は開催権を返上した。

当時のオリンピック憲章では、夏季オリンピック開催地が冬季オリンピックの開催地の優先権を認められており、そこで日本スケート連盟は東京に近い日光を候補地として選びましたが、最終的に日本体育協会は札幌を第一候補に選びました。

その後、国際オリンピック委員会は札幌に代えてサンモリッツ(スイス)、そしてガルミッシュ=パルテンキルヒェン(ドイツ)を指名しましたが、どちらも1939年9月に勃発した第二次世界大戦の影響で中止に追い込まれました。

1944年コルティーナ(冬季)オリンピック

1944年2月に、イタリアのコルティーナ・ダンペッツォで開催される予定でしたが、こちらも第二次世界大戦によって中止されました。

イタリアも、夏季冬季を通して初めてのオリンピックになるはずですたが、やむなく中止になってしまいます。

ということで、同国で初めてオリンピックが開催されたのは、場所は同じく1956年コルティーナ・ダンペッツォ冬季オリンピック(第7回大会)となります。

幻のオリンピック

夏季オリンピック大会は、中止になっても大会の通し番号(例:第12回大会)が付けられますが、冬季大会の場合は第1回大会からの通し番号が付きません。

第5回大会の1940年札幌大会が開催されなかったため、1944年コルティーナ・ダンペッツォ大会も第5回大会になりますが、この大会も開催されなかったため、その次の1948年に開催されたサンモリッツ大会が正式な第5回冬季オリンピック開催地となります。

そのため、札幌とコルティーナ・ダンペッツォの冬季オリンピックは、公式的にも「幻のオリンピック」ということになります。

 

また、これまでに中止になった夏季・冬季併せた5大会は、いずれも戦争が原因で中止に追い込まれています。

そして、これまでのオリンピックの長い歴史の中で、日本だけが過去に2度も中止(開催権返上)になっています。

今回、仮にコロナウィルスにより中止及び延期に追い込まれたとしたら、断トツの3回中止という不名誉な記録とともに、戦争以外では初めての経験として歴史に残ることになりそうです。

延期説も出ているオリンピック、理念に反して本当に延期出来る?

古代オリンピック(オリュンピア大祭)は、ギリシャで行われていました。

この古代オリンピックは、4年に1度をオリンピアードという1周期としていたのです。

 

近代オリンピックの父と言われているフランスの「ピエール・ド・クーベルタン伯爵」は、この古代ギリシャのオリンピア祭典を元に、世界的なスポーツ大会を開催する事を提唱し、夏季オリンピックが開催されることになりました。

クーベルタン伯爵は、最初の夏季オリンピックが開催されたアテネ大会の1896年を基準に、この4年に1度というオリンピアードの周期を採用しています。

この周期は、これまで厳格に守られており、これまでオリンピック大会の延期はなく、開催ができない場合は「中止」になっています。

 

今回、IOCの最古参委員であるディック・パウンド氏によって、最終的な判断期限は5月下旬に行うこと、そして1年延期にも言及しています。

しかし、慣例としてこれまで厳格に守ってきた「4年に1度というオリンピアードの周期」を無視してまで、延期を選択するのかどうか疑問です。

仮に東京大会が中止になったら、代替開催はあるの?

仮に東京オリンピックが中止になった場合、他の代替地の選択になる可能性もあります。

ですが、今回の頃な騒動の震源地は中国であり、問題の根源であるアジアの他の国が代替地になることはかなり難しいでしょう。

 

また、アジアの中で代替地になりそうなのは、経済規模から考えると中国と韓国そして台湾・シンガポールあたりですが、中国・韓国・シンガポールもこのウイルスの震源地なので難しいですし、これらの国で開催できるくらいなら間違いなく日本で開催するでしょう。

マレーシアやインドネシア・タイ辺りも、意欲的になりそうな気がしますが、緊急にこのような大きな大会を開催するノウハウもキャパもないため、非常に困難だと思います。

そして、台湾が候補地になった場合、中国は猛烈に反対すると思います。

 

となると、アジアでは開催されない可能性は限りなく高くなるので、今回中止になった場合、次回の開催地として東京は優先的に開催地をオファーされる可能性があります。

しかし、2024年はフランス、2028年はロサンゼルスと、次の2大会は開催地が決まっており、東京がオファーされるとしても、最短でも2032年の大会になりそうです。

 

そして、12年後には情勢も変わっており、今度は中国や韓国が何かと文句を言ってくる可能性も否めません。

12年後にすんなりと決まるかと言われたら、それも難しいような気がします。

 

日本政府はそのようなことも考えて、今回逃したらあと数十年はチャンスはないと考えているのかもしれません。

ですから、是が非でも今回の東京オリンピックを開催にこぎつけたいと思っているはずです。

 

仮に、アジア以外の代替地を選ぶにしても、既にウィルスは世界中に拡散しており、ヨーロッパではイタリア、中東ではイランと、各大陸でも猛威をふるいつつあるので、他の大陸でも代替地を探すのはかなり難しいと思われます。

一番可能性が高いのは、今の所そこまで影響が大きくないアメリカ大陸で唯一代替えできそうなアメリカですが、アメリカは2028年にロサンゼルスで開催されることが決まっており、1兆ドルを超えた財政赤字の状態で代替地として大会を開催するのかというのも少し疑問です。

 

また、今回の東京オリンピックに関しても、ある一定数の日本国民は今でも反対しているので、仮にロザンゼルス後の2032年の開催をオファーされたとしても、一致団結してオリンピックに備えられるのかどうかというのも不透明です。

では、東京オリンピックの延期はありえないのか?

ここまで、延期はありえないのではないかと言う前提で書きましたが、IOCのもう一つの側面のことも考えなくてはなりません。

日頃から、IOCは金満体質だと批判されています。

仮に、東京オリンピックが中止になった場合、商業的な側面から考えると、オリンピックを中止には出来ないという可能性も大きいです。

 

クーベルタン伯爵がオリンピックを提唱した時には、アマチュアリズムを強く理念に入れていましたが、現在のIOCは全く違うスタンスを取っています。

ですので、4年に1度という決まりも、あっさり覆す可能性もあります。

 

まして、一部の識者が唱えている「無観客試合」も、この点から考えるとありえないような気がします。

選手を呼べばコストがかかるが、観客がいなければ利益が格段に減る。

テレビ局からの放映権は入ってきますが、興奮が少ない「無観客試合」を受け入れてそのまま高い放映料を払って放送するのを拒否するかもしれません。

 

最終的には、新型コロナの感染拡大状況が一番重要ですが、放映権料が莫大なアメリカの意向も、オリンピックの開催か否かという判断に大きく影響を与えると思います。

中止にして利益がないまま次のオリンピックまで待つという状況も、現在の金満主義と言われるIOCにとっては問題外なのかもしれません。

ということを考えると、1年間延期するということも、あながちありえない話ではありません。

 

とここまで、あたかもわかっているように書きましたが、あくまでも個人的な憶測であり妄想なので…

まとめ

現在、3月の頭ですが、IOCが言及した5月末までにどのような状況になっているのか、日本国民の1人として目が離せません。

今回のオリンピックの成否が、これからの日本にとって大きな影響を及ぼすのは間違いないと思います。

このままコロナ騒動が収束して、無事オリンピックが開かれれば万々歳ですが、もしこのまま収束せずに延期ではなく中止になった場合、経済的にも精神的にも日本国と日本国民にとって大きな痛手になるのは間違いありません。

これから、約3ヶ月間の動向を注視していきたいと思います。

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