動画配信サービス等

自分に適した動画配信サービス(VOD)はどれ?お勧め7社を料金や無料期間、各サービス毎に比較してみた!

動画配信
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ホームエンターテイメント市場のマーケティングデータを調査・提供している「GEM Partners」の調査によれば、定額制動画配信(SVOD)の市場規模は、前年比16.7%増の推計4,508億という大きな伸び率になっています。

因みに2017年度の市場規模は1,429億円だったので、5年間で3.15倍という驚異的な伸び率になっています。

 

「GEM Partners」の調査による、2022年の定額制動画配信(SVOD)のシェアは、「Netflix」のシェアが最も大きく、シェア2位は「U-NEXT」、3位は「Amazonプライムビデオ」と続いています。

2018年には「dTV」が11.7%と一番大きかったのですがシェアを大きく落とし、2023年4月からは完全リニューアルして「Lemino(レミノ)」へと生まれ変わっています。

 

この「Netflix」「U-NEXT」「Amazonプライムビデオ」上位3社による定額制動画配信(SVOD)のシェアは、2018年で29.8%、2022年は46.7%と大きく増加しています。

因みに、2018年のシェア上位3社は、1位「dTV 11.7%」、2位「Hulu 11.6%」「U-NEXT 11.1%」となっており、上位2社は大きくシェアを落としています。

 

この2社に変わり大きくシェアを伸ばしたのは、「Netflix」「Amazonプライム」「ディズニープラス」の3社で、やはりこの3社は「独占配信が多いこと」「料金が手頃であること」などが強みだと思われます。

3社のシェアが若干落ちているのは、「Amazonプライム」「DAZN」「Netflix」のシェアアップによるものと考えられます。

特に、「Netflix」は、2018年の8.9%から13.4%も伸びています。

動画配信主要7社比較:シェア&有料会員数

サービス名 2022年SVODシェア 有料会員数 レンタル有無
Netflix 22.3% 600万人 ※1 完全見放題
U-NEXT 12.6% 240万人 ※1 あり
Amazonプライムビデオ 11.8% 1,460万人 ※1 あり
Disney+ 9.4% 180万人 ※1 あり
Hulu 6.8% 280万人 ※1 あり
dアニメストア 4.4% 250万人 ※1 あり
dTV 4.2% 非公開 あり

上記会員数(※1)は、2021年8月時点でのメディア・パートナーズ・アジア社の調査によるものを参考にしています。

※「dTV」は2023年4月より「Lemino(レミノ)」へ生まれ変わっています。

動画配信主要7社比較:料金&無料期間

動画サービスで一番気になるのは、やはり毎月かかる料金ではないでしょうか?

各定額動画配信サービスの月額料金やコンテンツ数、画質、そして初めて利用する方の無料期間を比較してみました。

サービス名 月額料金(税込) コンテンツ数 画質 無料期間
U-NEXT 2,189円 22万本(見放題動画)
2021年11月時点
フルHD/4K 31日間
Hulu 1,026円 10万本以上
2022年5月時点
SD/HD/フルHD 無し
Amazonプライム 600円
(年会費5,900円)
約1万本 SD/HD/4K 30日間
Lemino 990円 約180,000本 SD/HD/4K 31日間
Netflix 広告付ベーシック790円
ベーシック(SD)990円
スタンダード(HD)1,490円
プレミアム(4K)1,980円
2000本?(非公開) SD/HD/4K 30日間
Disneyプラス スタンダード990円
プレミアム1,320円
16,000本以上 SD/HD/フルHD/4K 2週間
dアニメストア 440円 4,600本以上 SD/HD/フルHD 31日間

動画配信主要7社比較:ダウンロード&オフライン再生

定額動画配信サービスを利用する方の興味は、まず大画面のテレビでも利用できるかどうかではないでしょうか?

それと、通勤時間や通学時間の暇つぶしに映画やドラマを見るため、ダウンロード機能があるか、そしてデータ容量を節約するためにオフラインでもダウンロードした動画を見れるかどうかに関心があると思います。

こちらでは、各社のサービスを、テレビ視聴、お子さんのためのゲーム機での視聴、ダウンロード機能、オフライン対応別に比較してみました。

サービス名 テレビ視聴 PS4での視聴 ダウンロード機能 オフライン対応
U-NEXT
Hulu
Netflix
Amazonプライムビデオ
Lemino × ◯(要wifi環境)
ディズニープラス
dアニメストア ×

動画配信主要7社比較:対応端末

定額動画配信サービスの利点としては、様々な端末で視聴できることだと考えます。

こちらでは、各社の対応端末を調べて比較しています。

サービス名 対応端末 同時視聴台数
U-NEXT TVアプリ
Windows・Mac
iOS・Android
Amazon Fire TV/Stick
Chromecast
Apple TV
PS 4/PS Vita
U-NEXT TV
4台/別アカウント
Hulu TVアプリ
Windows・Mac
iOS・Android
Fireタブレット
Amazon Fire TV/Stick
Chromecast
Apple TV
PS 4/ PS Vita
PS 3/ Wii U
1台
Netflix TVアプリ
Windows・Mac
iOS・Android
Fireタブレット
Amazon Fire TV/Stick
Chromecast
Apple TV
PS 4/PS 3/Wii U
Xbox One/Xbox 360
最大4台
Amazonプライムビデオ TVアプリ
Windows・Mac
iOS・Android
Fireタブレット
Amazon Fire TV/Stick
Chromecast
Apple TV
PS 4/PS 3/Wii U
Wii U/Xbox One
3台/同じ動画の同時不可
Lemino TVアプリ
Windows・Mac
iOS・Android
Amazon Fire TV/Stick
Chromecast
Apple TV
4台/同じ動画の同時不可
ディズニープラス TVアプリ
Windows・Mac
iOS・Android
Amazon Fire TV/Stick
Chromecast
Apple TV
PS 4/PS 5
Wii U/Xbox One
4台
dアニメストア TVアプリ
Windows・Mac
iOS・Android
Fireタブレット
Amazon Fire TV/Stick
Chromecast
Apple TV
1台

動画配信主要7社比較:支払い方法

定額動画配信サービスを利用するに当たって、どのような支払い方法があるのかを前もって知りたい方もいらっしゃるはずです。

こちらでは、各社の支払い方法について比較しています。

サービス名 支払い方法
U-NEXT ・クレジットカード
(Viza、MasterCard、JCB、Amex、Diners)
・キャリア決済
(ドコモ、au、ソフトバンク、Y!mobile)
・プリペイド
(U-NEXTカード)
Hulu ・クレジットカード
(Viza、MasterCard、JCB、Amex、Diners)
・プリペイドカード
(Hulu チケット)
・キャリア決済
(ドコモ、au、ソフトバンク、Y!mobile)
・ウォレット決済
(Paypal、iTunes、Yahoo! ウォレット)
・アプリ
(Amazon アプリ内決済)
・その他
(ケーブルテレビ決済、mineoオプションサービス、BB.excite オプションサービス)
Netflix ・クレジットカード
(Viza、MasterCard、JCB、Amex、Diners)
・デビッドカード
(Viza、MasterCard、JCB、Amex、Diners)
・プリペイドカード
(Viza、MasterCard、Amex)
・キャリア決済
(ソフトバンク)
・ウォレット決済
(Paypal、iTunes)
・その他
(J:COMまとめ請求)
amazonプライムビデオ ・クレジットカード
(Viza、MasterCard、JCB、Amex、Diners)
・キャリア決済
(ドコモ、au)
・パートナーポイントプログラム
(Oki Dokiポイント/JCB)
Lemino ◆ドコモ回線契約がある方
・電話料金合算払い
◆ドコモ回線契約がない方
・クレジットカード(国内発行)
(Viza、MS、JCB、Amex)
・dポイント充当
ディズニープラス ・クレジットカード
(Viza、MasterCard、JCB、Amex、Diners)
・PayPal
クレカ、デビット、銀行口座
・ドコモ払い
・Apple App Store(iTunes Store決済)
クレカ、デビット、iTunesカード、キャリア決済
・Google Playストア
クレカ、Google Playカード
・Amazonアプリストア
クレカ、Amazonギフト券、Amazonコインなど
・J:COMまとめ請求for Disney+
J:COMから入会した方向けの支払い方法
dアニメストア ・クレジットカード
(Viza、MasterCard、JCB、Amex)
・キャリア決済
(ドコモ)

各業者ごとにお勧めする方の特徴

各定額動画配信サービスごとに、それぞれ大きな特徴があります。

例えば、料金が安い、コンテンツ数が多い、アニメの新作が見れる、等などです。

そこで、こんな人にお勧めしたいという特徴を、各定額動画配信サービスごとに比較してみました。

U-NEXTをお勧めする方

・配信本数が多く、映画や国内外ドラマ、アニメを含む色々なジャンルを家族で視聴したい方

・ポイントを使って映画やドラマなどのレンタルもしたい方

・人気のウォーキング・デッドが見れるFoxチャンネルを見たい方

・雑誌や漫画も見たい方

・スマホ/タブレットにダウンロードして、オフライン再生したい方

・成人向けの動画を見たい方

※初めて申し込む人は、31日間無料視聴が出来ます。

月額2,189円(税込)ですが、家族が多い方は4人まで同時視聴可能なので、1人換算すると550円弱(税込)

Huluをお勧めする方

・レンタルには興味がなく、全ての作品を定額で見たい方

・最新の海外ドラマ、国内ドラマを見たい方

・最新映画を早く見たい人
※2020年6月10日より都度課金も開始

・邦画や日テレ系作品を見たい方

・新作アニメの見逃し配信を見たい方

・FOXチャンネルを見たい方

・スマホ/タブレットにダウンロードして、オフライン再生したい方

※初めて申し込む人は、14日間無料視聴が出来ます。

月額1,026円(税込)で、10万本以上以上のコンテンツから好きな動画を見れます。

Amazonプライムをお勧めする方

・Amazonのトータルサービスの一部なので、Amazonでよく買い物をする方

・Amazonプライムだけではなく、ショッピング送料無料、音楽聞き放題・マンガ/本の読み放題など、トータルでサービスを利用したい方

・Amazonオリジナルコンテンツに興味がある方

・ゲーム・オブ・スローンズなどのHBO作品を見たい方

・スマホ/タブレットにダウンロードして、オフライン再生したい方

・Fire TV Stickを使って、家のテレビだけではなく、国内での旅先ホテルのテレビでも見たい方

※初めて申し込む人は、30日間無料視聴が出来ます。

年会費5,900円(月会費600円)で、全てのサービスを利用できるため、コスパは最高!

Leminoをお勧めする方

・スポーツ中継を見たい

・漫画・アニメを数多く見たい

・アジア/韓流ドラマを見たい

・音楽コンテンツも楽しみたい

・オリジナル作品に興味がある

・独占配信の作品に興味がある

※初めて申し込む人は、31日間無料視聴が出来ます。

月額990円(税込)、配信数も約180,000万本と多い新しい動画配信サービス

Netflixをお勧めする方

・レンタルには興味がなく、全ての作品を定額で見たい方

・同時視聴で見たい方(プランによっては同時視聴も可能)

・高品質のオリジナルコンテンツを見たい方

・海外ドラマや洋画を中心に見たい方

・オリジナルアニメや独占アニメを見たい方

・好きなデバイスに動画をダウンロードして、オフライン再生したい方(Windowsも可能、Macは不可)

4つのプラン、広告付ベーシックプラン790円、ベーシック(SD画質)990円、スタンダード(HD画質)1,490円、プレミアム(4K画質)1,980円から選べます。

ディズニープラスをお勧めする方

・子供と一緒にディズニーやピクサー作品を観たい人

・アベンジャーズなど、マーベル作品が大好きな人

・スター・ウォーズシリーズが大好きな人

・家族で別々の作品を視聴したい

・質の高いオリジナル作品を観たい人

・日本のアニメより海外アニメが大好きな人

・数多くデバイスを所有している人や家族

・友達と一緒にGroupWatchを楽しみたい人

・容量に関係なく数多くダウンロードしたい人

月額999円(税込)で、「ディズニー」「ピクサー」「マーベル」「スター・ウォーズ」作品が見放題。

dアニメストアをお勧めする方

・アニメの動画配信サービスを探している方

・とにかくアニメだけを見たいアニメオタクの方

・アニメだけではなくアニメソングが好きな方

・アニメが好きだが、地方なので民放の放送が少なく、好きなアニメを見れる環境にない方

・色々なジャンルのアニメを見てみたい方

・2.5次元ミュージカルが好きな方

※初めて申し込む人は、31日間無料視聴が出来ます。

月額440円(税込)とコスパがかなりよく、アニメ好きにはたまらない動画配信サービスです。

まとめ

近年、民放の視聴率低下が言われていますが、NHK以外は無料とは言え、見れる時間帯も決まっており、しかも最近のテレビ番組は制約が多いためか、さして意味もなく面白くもない番組も多いため、わざわざ見るほどでもないと思っている方も多いのではないでしょうか?

それに対して、自分の好きな時間に好きな場所で興味のある番組だけを見れる、「Tver」や「YouTube」などの無料動画サービスに興味が移行するのは必然的なのかもしれません

 

特に、これからの日本の未来を背負ってくれる子供たちの興味は、時間に縛られるテレビよりも圧倒的にYouTubeなどの動画サービスにあります。

これからは、ますます上記のような動画サービスの方へシフトが進むと予想できます。

 

現実に、定額型やレンタル型の動画配信サービスの市場は、年々伸びています。

そして、料金やコンテンツ数・サービスなど、各社毎に様々な特徴があります。

自分の好みや予算に合った業者を見つけるのが、動画配信サービスを楽しむ上で最も重要なポイントになります。

※本ページの情報は2023年6月時点のものです。
最新の配信状況は 定額動画配信サービスの各公式サイトにてご確認ください 。

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