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は~わ行の魚/魚の一番の食べ頃は旬?魚が美味しいと言われている時期を魚の種類別にご紹介

魚の旬

近年では、養殖の技術が向上したり輸入者の魚が増えたりと、一年中安定した美味しさの魚を食べることができます。

ですが、昔から言われているように、天然物の魚はやはり旬に獲れた魚が断然美味しいです。

 

一般的に、魚が一番美味しい時期は産卵の前だと言われています。

なぜかと言うとは、親魚が子孫を残すために餌をたくさん食べて栄養を溜め込んでいるためです。

この旬の時期の魚は、身に脂がのりアミノ酸等の旨味成分が増加するため、他の時期に比べて美味しいと言われています。

 

そして、魚の種類によって産卵の時期に違いがあります。

ということで、魚の種類ごとに美味しい時期「旬」があるのです。

こちらでは、名前が「は~わ行」から始まる魚の特徴や種類について書いてみました。

ハマチ

名前が「は」で始まる魚について

名前が「は」で始まる魚についてご紹介しています。

鰰、鱩(はたはた)について

鰰、鱩(はたはた)

別名カミナリウオやシロハタとも呼ばれるスズキ目に属する魚の一種。
秋田県の県魚としても知られており、主に日本海側で食用されている。

調理法としては、煮魚や焼き魚のほか、干物、塩蔵、味噌漬けなどにも利用され、しょっつると呼ぶ魚醤にも加工される。
「ブリコ」と呼ばれる卵を持っている雌が珍重される。

秋田県周辺で獲れるハタハタは、産卵の為に海面近くまで寄って来た親魚を獲るが、鳥取県周辺では日本海深海を回遊しているのを獲るため、卵はないが脂がのっているのが特徴で「シロハタ」と呼ばれる。

そのため、秋田では11月末から1月にかけての冬場が旬で、鳥取県周辺では産卵前の3月から5月頃が旬とされている。

●:シロハタ/鳥取
●:秋田

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魬(はまち)・鰍(いなだ)について

魬(はまち)・鰍(いなだ)

関東では40㎝程度のブリを「イナダ」、関西では40~60㎝程度のブリを「ハマチ」と呼ぶ。そして80cmほどの大きさのものを「ブリ」と言う。

最近は、養殖のブリのことをハマチと呼ぶこともあり、回転寿司などで出るハマチは養殖物が多いと言われている。
天然の「イナダ/ハマチ」の旬は夏から初秋にかけてで、養殖ハマチは年間を通して流通しているが、比較的多く流通するのは12月。

出世魚のブリは、関東ではモジャコ→ワカシ→イナダ→ワラサ→ブリというように、成長するにつれて名前が変わる。
北陸では、コゾクラ/コズクラ/ツバイソ→ フクラギ→ ガンド/ガンドブリ→ブリとなる。

関西では、モジャコ(ワカナ)→ツバス/ヤズ→ハマチ→メジロ→ブリとなる。
南四国では、モジャコ→ ワカナゴ→ハマチ→メジロ→ オオイオ→ スズイナ→ブリとなる。
九州北部では、ワカナゴ/ヤズ→ハマチ→メジロ→ブリとなる。

天然の「イナダ/ハマチ」の旬は夏から秋(7~11月頃)にかけてだが、その最終形のブリはその後の12月~2月頃の寒い時期が旬である。

ハマチやイナダは、刺身のほか、塩焼き、照り焼き、味噌漬け、煮付け、竜田揚げ、なめろうなども美味しい。

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鱧(はも)について

鱧(はも)

ウナギ目・ハモ科に分類される魚の一種で、沿岸部に生息する大型肉食魚。
うなぎやアナゴと同じ仲間に属しており、口が大きく鋭い歯を持っているのが特徴。

主に関西で珍重され、特に京料理に欠かせない食材として扱われる。
京都の夏の祇園祭では、旅館などでハモ料理がよく出される、この時期のハモは値段が高騰する。

産卵前は、身に脂がのって甘くやわらかいが、産卵を過ぎると一気に見が細くなる。
だが、肉食魚で食欲が旺盛な魚なので、身が肥える10~11月頃の秋ももう一つの旬だとされている。

秋に獲れるハモは、体表が金色をオビているため「金ハモ」と呼ばれ人気である。

味は淡白で栄養が豊かであり、湯引き、酢味噌添え、吸い物、土瓶蒸し、鱧寿司、天ぷら、唐揚げ、鱧の蒲焼などの調理法で食される。

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ハモ

名前が「ひ」で始まる魚について

名前が「ひ」で始まる魚についてご紹介しています。

平政(ひらまさ)について

平政(ひらまさ)

ブリやカンパチと同じくスズキ目アジ科に分類される海水魚の一種で、アジ科魚類の最大種である。

ブリやカンパチと並んで「ブリ御三家」とも呼ばれている魚だが、ブリのように成長に伴い名前が変わる出世魚ではない。

暖海性の回遊魚で、九州など南部では通年水揚げがあり、九州や高知などで比較的多く獲れる。
12月~3月頃の寒い時期が旬のブリに対して、ヒラマサは季節的な味の変化はないが、産卵期と同じ5月~7月頃が旬と言われている。

食べ方としては、刺し身や寿司ネタなどの生食が美味しい。

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平目(ひらめ)について

平目(ひらめ)

カレイ目カレイ亜目ヒラメ科に属する魚の一種。
目のある方が体の左側で、右側にあるカレイとは「左ヒラメに右カレイ」として区別される。

水深10-200mの砂地で、小魚や甲殻類・貝類・ゴカイ類などあらゆる動物を捕食する。
口が非常に大きく、鋭い歯が付いており、小魚などを捕食しやすいようになっている。

刺身や寿司ネタに用いられる高級食材で、ヒラメやカレイ類の中では最も高額な食材である。
他には、酒蒸し・ムニエルなどの料理で使われ、。肝臓(キモ)も珍重されている。

背鰭と臀鰭付け根の部分の身は縁側(えんがわ)と呼ばれ、歯ごたえのある脂がのった部位で珍重されている。
寒平目の名がある通り、脂が乗りつつ身が締まっている12~2月の冬場が旬で、産卵後の夏場は味が落ちる。

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名前が「ふ」で始まる魚について

名前が「ふ」で始まる魚についてご紹介しています。

河豚(ふぐ)について

河豚(ふぐ)

フグ目、フグ科に属する魚の総称で、およそ120種の魚がフグ科に分類されており、食用としてはトラフグやマフグなどが有名。

青酸カリの850倍の毒性と言われる猛毒テトロドトキシンを持ち、今でも年間数名の死者を出している。

なぜ亡くなる人がいるのかというと、フグの調理には免許が必要なのは周知の事実ではあるが、自分で捌く分には必要ないらしい。
但し、毒性のある部位をそのまま生ゴミで出したりすると、法律違反になり厳罰が待っているそうです。

ふぐの旬は「秋の彼岸から春の彼岸まで」と言われており、11月から2月までの冬場に食べるのが最も美味しい。
食べ方としては、刺し身や鍋料理、唐揚げなどが有名で、産卵を控えた2月は特に白子の美味しい時期でもある。

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鰤(ぶり)について

ブリの照り焼き
鰤(ぶり)

スズキ目アジ科に分類される海水魚の一種で、北西太平洋に生息する回遊性の大型肉食魚。
ハマチ・イナダの欄にもあるが、ブリは成長するにつれ名前が変わる出世魚で、ハマチの最終形がブリである。

関東では40㎝程度のブリを「イナダ」、関西では40~60㎝程度のブリを「ハマチ」と呼ぶ。
そして80cmほどの大きさのものを「ブリ」と言う。
最近は、養殖のブリのことをハマチと呼ぶこともある。

天然の「イナダ/ハマチ」の旬は夏から秋(7~11月頃)にかけてだが、その最終形のブリはその後の12月~2月頃の寒い時期が旬である。
旬の冬場に水揚げされた脂が乗ったブリを「寒ブリ」と呼び、冬の味覚として有名である。

食べ方としては、刺し身、タタキ、寿司ネタ、照り焼き、塩焼き、味噌漬け、煮魚やカルパッチョなど色々な調理法がある。

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名前が「ほ」で始まる魚について

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ホッケについて

ホッケ

アイナメ科ホッケ亜科に属する冷水性の魚で、成長するにつれ名前が変わる出世魚

アオボッケ(4~16cm/幼魚)→ロウソクボッケ(18~22cm/1年魚)→ハルボッケ(23~28cm/2年魚)→ネボッケ/タラバボッケ
上記以外にも、地方によって様々な名前で呼ばれている。

ホッケには「シマホッケ」と「マホッケ」の2種類があり、北海道近海で獲れるのが「マホッケ」。
魚体に縞模様があり、アラスカのベーリング海やロシアのオホーツク海で多く漁獲されるのが「シマホッケ」。

マホッケは、シマホッケに比べると小ぶりでクセがなく上品な味で、シマホッケの方が脂の乗りが良い。
シマホッケは輸入品が多いため、販売時には頭がないことが多い。

北海道の礼文/羅臼/日高で獲れるものが有名で「三大ホッケ」と言われており、いちばん有名なのは「羅臼産」。

ホッケの旬は5~12月と長いが、産地によりそれぞれ旬が違い、礼文産は7~8月頃、羅臼産は10~11月頃、日高産は11~12月頃が旬だと言われている。
鮮度の低下が早いため、干物にするのが一般的で、鮮度の良いものはフライや煮付けにしたりする。

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鯔(ぼら)について

鯔(ぼら)

ボラ目・ボラ科に分類される魚の一種で、ブリやホッケ同様に成長するにつれ名前が変わる出世魚。
ほぼ全世界の熱帯・温帯に広く分布する大型魚で、日本でも北海道以南の各地で捕獲される。

秋から冬の海水の温度が低い時期に漁獲されるぼらは、「寒ぼら」と呼ばれ脂ののりがよく美味しい。

関東では、オボコ→イナッコ→スバシリ→イナ→ボラ→トド
関西では、ハク→オボコ→スバシリ→イナ→ボラ→トド
高知では、イキナゴ→コボラ→イナ→ボラ→オオボラ
東北では、コツブラ→ツボ→ミョウゲチ→ボラ

珍味「からすみ」は、ぼらの卵巣を塩漬けにして天日で乾燥させたものである。

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名前が「ま」で始まる魚について

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鮪(まぐろ)について

鮪(まぐろ)

スズキ目・サバ科マグロ属に分類される硬骨魚類の総称で、日本を含む世界各地で漁獲される回遊性の大型肉食魚。

最も人気がある寿司ネタでは、性別を問わずどの年代のランキングでも常に上位に位置づけられている。
遠洋漁船が、世界の海で一年に渡り旬のマグロを追いかけているため、いつでも旬のマグロが食べられる。

日本近海で獲れるマグロは、本間のマグロが有名な本マグロ(クロマグロ)が冬場の12~1月頃、紀州が本場のメバチマグロは秋の10~11月頃、高知や九州などが産地のキハダマグロは初夏が旬。

中国などをはじめ世界中でマグロの消費量が増大しており、近年はマグロの価格が高騰している。
世界的に乱獲も問題になっており、養殖も研究が進み、近畿大学水産研究所による完全養殖も注目されている。

寿司や刺身が最も定番の食べ方だが、漬けやカルパッチョ、ステーキ、たたき、唐揚げなども人気がある。

●:本マグロ(クロマグロ)
●:メバチマグロ

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名前が「め」で始まる魚について

名前が「め」で始まる魚についてご紹介しています。

眼張(めばる)について

眼張(めばる)

条鰭綱-カサゴ目-フサカサゴ科 (あるいはメバル科)のメバル属に分類される海棲硬骨魚。
日本の北海道から九州にかけての沿岸の岩礁域に多く棲息している。

春の船釣りはメバル漁から始まることから、ニシン同様に春告魚(はるつげうお)とも呼ばれている。
漁獲される地域によって体の色が異なり、「白メバル」「赤メバル」「黒メバル」など、さまざまな呼び名がある。

メバルの旬は、春の4月~6月頃と言われている。
調理方法としては、身離れがよいため煮付けが定番だが、他には塩焼きや唐揚げなども美味しい。

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名前が「わ」で始まる魚について

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公魚(わかさぎ)について

公魚(わかさぎ)

キュウリウオ目キュウリウオ科の魚類の一種で、日本の内湾や湖に生息する冷水性の硬骨魚。
諏訪湖や山中湖では、氷に穴を開けて釣り糸を垂らして釣るワカサギの穴釣りが有名。

湖などで獲れるので淡水魚扱いされているが、昔は海水に棲む魚だったため海水でも生きられる回遊魚。
冷水性の魚だが、0~30℃と幅広い温度帯で移動ができる魚でもある。

産卵期は1月から3月で、その頃のメスは子持ちで非常に美味しいので、その時期が旬と言える。
ウロコが少なく骨が柔らかいため、そのまま丸ごと食べられ、カルシウム補給には最適な魚である。

「は~わ行」から始まる名前の魚の旬について:まとめ

こちらでは、「は~わ」行で始まる名前の魚について、それぞれの特徴や「魚を一番美味しく味わえる時期」である「旬」について説明しています。

「は~わ」行で始まる名前の魚には、主に下記のような魚があります。

  • 鰰、鱩(はたはた
  • 魬(はまち)・鰍(いなだ)
  • 鱧(はも)
  • 平政(ひらまさ)
  • 平目(ひらめ)
  • 河豚(ふぐ)
  • 鰤(ぶり)
  • ホッケ
  • 鯔(ぼら)
  • 鮪(まぐろ)
  • 眼張(めばる)
  • 公魚(わかさぎ)

魚の特徴や旬を知ることによって、魚をより一層美味しく食べることができます。

ご参考にして頂ければ幸いです。

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